1年前の今日、参議院選挙後の臨時国会が召集された。院の構成で私は懲罰委員長に選任された。

 懲罰委員会はめったに開かれることのない委員会である。それは議員が院にかかわることで何か問題を起こした時にしか開かれないからである。

 その懲罰委員会が先の通常国会では注目を浴びることになった。

 当時、NHK党のガーシー議員が国会に登院しないことにより、72年振りの除名処分を科すことになった。

 民主的手続きによる選挙によって選ばれた議員の重み、選んだ側の権利と責任等、いろいろ考えて最初は陳謝処分にしたが、それを守ってくれなかったので除名となった。

 その判断に間違いはなかったことはガーシー元議員のその後を見れば明らかである。

 ネットで自分中心の好き勝手を言っていたガーシー元議員からは、今何の発信もされていない。

 ガーシー氏に投票した人たちもどんな思いでいるのだろうか。有権者の皆さんには、政治家で大事なことは強い信念と(こころざし)が必要であることをよくよくわかってほしいと思う次第である。

 

2日のコメント

 慎一さん、心配いりません。憲法は国会で議論し、最後は国民投票ですので。

 さださん、日本には寄附文化という意識が浅いので税額控除は大事だと思います。

 タコ八郎さん、一にも二にも停戦です。

 ひでおさん、報道は真実のみを正確に伝えてほしいといつも願っています。