昨日、厚生労働省の中央最低賃金審議会は2023年度の地域別最低賃金について全国平均で現在の時給961円から41円上げ、1002円とし、初めての千円台である。

 引き上げについては地域の経済状況を勘案し3区分しており、東京、大阪等6都府県はAランクで41円、Bランクは北海道等26道府県等40円、Cランクの13県は39円となっている。

 最低賃金を上げても今の物価高に比べて家計の懐具合は、明るいものではないのではないか。

 油、ガス、エネルギーの値段が上がるとすべての物価が上がっていく。このことを考えると、ウクライナ問題を一日も早く「停戦」に持ち込むことである。

 来年度予算概算要求の時期で、北海道市町村長、各団体の人たちが陳情に来てくれるが、私は要望の一番に「ウクライナ問題、一日も早く停戦」と何故書いていないのかと聞くことにしている。

 行政、政治が他人事(ひとごと)みたいに見ていては話しにならない。「一にも二にも停戦」の声を日本中から上げるべきである。

 日銀は昨日、金融政策決定会合で長期金利について1%まで容認することを決定しており、物価見通しも2.5%引き上げている。

 経済も生き物であり、その時その時の情勢で動きがあるのは当然だが、金利政策は日銀の専権事項であるのならその検証もすべきではないか。

 朝一番の飛行機で帯広に来たが30℃を超えていた。東京と変わらぬ温度である。

 この天気で農作物は順調とのことに自然の恵みに感謝したい。自然を相手に生活している農業、水産業、林業に係る皆さんは、自然に感謝し、敬いながら毎日生活をしている。その人たちに安定した経営が出来るようにするのが政治の役割と心している。

 十勝の大地を見ながら「明日の日本を創る北海道」「日本の食料基地北海道」と改めて感じた。

 豊穣(ほうじょう)の秋を迎えることを願ってやまない。

 

28日のコメント

 慎一さん、かけがえのない友人、後援者、家内、子供、事務所スタッフ、人生出会いに感謝しております。

 さださん、裁判官は頭から検事が作る調書は、正しいという頭づくりで来ていました。

 ひでおさん、リークしての世論誘導はあってはなりません。ひでおさんの考えに納得します。