今日は、死者行方不明者が230人になった北海道南西沖地震発生から30年である。平成5年、衆議院選挙の真っ最中の出来事だった。選挙終了後、当時3度目の防衛政務次官であった私は、奥尻島に向かった。

 ヘリコプターで奥尻島に着陸する前に電話が入った。海上自衛隊の救援隊長として駆けつけていた落合畯司令だった。

落合司令とは、平成3年の湾岸戦争終結後、ペルシャ湾掃海派遣部隊の指揮官として機雷除去等の任務を遂行していた時、私が外務政務次官として激励に行った経緯があり、その落合司令から、「ペルシャ湾では激励有難うございました。今、奥尻に救援に来ています。」という電話だった。

 私は役場に向かい、越森幸夫町長から状況を聞いて、島内を視察した。

 今は立派に復興した奥尻島であるが、犠牲になった方々のご家族関係者の心の傷は今も残っていることだろう。

 北海道南西沖地震から5年で復興式典が行われ、その時、私は国務大臣・北海道開発庁長官として、秋篠宮殿下をお迎えしたものである。

 5月11日の園遊会で秋篠宮殿下が「奥尻島復興25年ですね」と私に声をかけてくれた。秋篠宮殿下の奥尻への思いを感じ、大変感激したものである。

 さまざまな事を思い出しながら、犠牲になられた方々のご冥福を祈り、奥尻島の発展を願うものである。

 戸籍上は男性だが、女性として生きる性同一性障害の経済産業省の職員が、庁舎内の女性用トイレの使用を不当に制限されたとして国に制限の撤廃を求めた訴訟で、最高裁は、国の対応を「違法」とした。

 時代による価値観の変化、多様性等、いろいろな受け止めがあるかとも思いながら、「性同一性障害」と称して銭湯に行き、明らかに男性と思われる人が女性の方に、また、その逆で女性が男性の方に入ってきたらどうなるのか、学校でも同じようなことが起きるのではといろいろ考えてしまう。

 多様な社会とよく言われるが、自ずからいろいろ考えなくてはならないことが起きるものだと心する次第である。

 読者の皆さんはいかがお考えだろうか。

 夕方、明日から夏の甲子園、北・北海道大会に我が足寄高校が開会式直後の第1試合に登場するので、応援のため旭川に向かう。

 初出場なので緊張感は当然だろうが、自然体で堂々と十勝支部予選のような闘いをして戴きたい。

18時前、松山千春さんと足寄高校野球部の宿舎に行き、激励をする。明日は、「足高、頑張れ」と松山千春さんと一緒に精一杯の応援をしたい。

 

11日のコメント

 さださん、国民から選ばれた法務大臣はしっかりとリーダーシップを発揮してほしいものです。

 GOODLUCKさん、法と証拠に基づいて裁判所は再審決定しました。検察の主張は裁判ですでに言われたことです。つまらないぶり返しはやめてもらいたいです。

 tokoton山の男さん、検察の正義とは何なのか。国民に説明してほしいものです。なんとも身勝手な判断に憤りを禁じ得ません。

 松村訓明さん、国会がしっかりチェックしなくてはなりません。私なりに努力していきます。

 ひらけ日本さん、袴田さんのご支援お願いします。また、よく勉強されていると感心します。参考にさせて戴きます。

 takashi-k51さん、貴重なコメント有難うございます。おっしゃることに頷くものです。

 どさん、8月4日楽しみにしています。私も見に行く予定です。

 チョモ・ラン・マーさん、世論喚起していきますので、宜しくお願い致します。


※ 松山千春さんと足寄高校野球部激励