昨日の日本経済新聞13面に「ウクライナ、領土奪還0.1% 反攻1カ月 投入部隊2割、主力温存 弱点見極め突破探る」という見出し記事がある。バランス感覚高い日経さんの記事と受け止めた次第だ。

 この1カ月でウクライナが奪還した南部の領土は、158.4平方キロメートルで、東京23区の4分の1の広さで、ウクライナが奪還を掲げるロシア占領地の全体の0.1~0.2%に過ぎないとのことである。

 他のテレビや新聞が仰々(ぎょうぎょう)しくウクライナの攻勢を伝えているのは何なんだろうか。この数字は佐藤優さんもよく指摘しているものである。

 国力からしてウクライナ単独でロシアに勝つことはできない。私が照ノ富士にかかって行くよりも差があることを何故わからないのだろうか。一にも二にも停戦である。

 武器を送り、資金を提供すると戦争は長引き、犠牲になるのは子供、女性、お年寄りである。

 78年前、日本が半年早く降伏していれば、東京大空襲も沖縄戦も、いわんや広島、長崎に核が落とされることはなかった。日本の二の舞いをウクライナにはしてほしくない。いやあってはならない。

 G7議長国日本とG20議長国インドが協力し合って、アメリカに「停戦すべき」と呼びかけるべきではないか。

 岸田総理のリーダーシップを期待してやまない。

 

6日のコメント

 ひでおさん、激励、有難うございます。

 マリコさん、感謝します。

 カズさん、応援頼みます。

 ひらけ日本さん、色々ご指摘戴き、有難うございます。G7で兵器を送っていないのは日本だけです。この姿勢を堅持しなくてはなりません。