ロシアの反乱軍となった「ワグネル」のことについて連日報道されているが、「どこまで信ぴょう性があるのか」という主旨の話しが私のところにも寄せられる。

 私は「今回の件はロシアの国内問題、ロシアの内政問題だ」と応えている。

 プリゴジンは、モスクワに200kmのところまで進んだが引き返した。何故か、プーチン大統領はいち早く動きを察知し、「裏切りは許さない」という強い決意で、モスクワにいるプリゴジンに近いと思われる軍はもとより関係者をロシアのメディアに出させ、国家に忠誠を誓わせていたという。

 そのことを知ったプリゴジンは、手の打ちようがなく撤退しかなかったのが実態と言われている。

 プーチン大統領の読み、戦略が上回っていたのである。

 アメリカのブリンケン国務長官は「ロシアの亀裂」という表現をしているが、アメリカ国務省のロシア担当者は、正確に事の動きを見ていたとの情報もある。

 いずれにせよ強い安定したプーチン政権であることを示した今回の出来事である。日本政府も読みを間違えないことが大切である。

 

27日のコメント

 橘あおいさん、ワグネルの動きを察知したプーチン大統領が先手を打ったため、プリゴジンは身動きがとれなくなりました。今回の出来事はロシアの内政問題で、プーチン大統領の安定性が証明されました。

 tokoton山の男さん、政治家自ら身を切る決意と覚悟をもって実践して、初めて国民の理解が得れます。

 Pさん、戦争で一番犠牲になるのは、子ども、女性、お年寄りでないでしょうか。

 さださん、世界一の資源大国はロシアです。

 ひでおさん、日露関係が、安倍総理が引いたラインに戻ることを願っています。

 松村訓明さん、いかほど武器をウクライナに提供してもウクライナが勝つことはありません。欧米の読み違いは甚だしいです。

 takashi-k51さん、ロシアは大国です。今回の「ワグネル、プリゴジン」の反乱はロシアの内政問題で、ロシアはびくともしません。