静岡県の一家4人殺害事件で、裁判のやり直しが決まっている袴田巖さん(87歳)の再審公判に向けた裁判所と検察、弁護団による三者協議が20日、静岡地裁で開かれたが、静岡地検は、立証方針を示さず、いたずらに引き延ばしをしていると受け止めざるを得ない状況である。

 袴田さんの年齢を考える時、検察の人間的とは思えない時間稼ぎに憤りを禁じ得ない。

 法務委員会で、私は再三にわたり齋藤法務大臣に検察を指導するよう質してきたが、齋藤法相は、「この委員会の様子を検察も見ているはずだ」と検察の良識を信じる答弁だったが、検察には良識が当てはまらないようである。

 私の事件、そして村木事件でも検察はシナリオ、ストーリーをつくり、それに沿って証人、参考人になる人の調書を密室でつくり、この調書が裁判官の判断に大きな影響を及ぼし、判決に繋がる。

 私が取り調べの可視化を強く求めてきたのは、まさに検察に都合の良い一方的な作り話とも言えるシナリオ、ストーリーづくりを身をもって経験したからである。

 口では正義の味方宜しく話しているが、実態はどうか、この点、秋の臨時国会、来年の通常国会でしっかり取り上げていく決意である。

 袴田さんの現在の体調を考える時、一日とて無駄に出来ない。一日も早い再審に向け、世論喚起をして参りたい。

 読者の皆さんのご協力を心から心からお願いしたい。

 9時30分から札幌市南区にある真駒内駐屯地で、第11旅団創立15周年・真駒内駐屯地開庁69周年記念行事。2日続けての自衛隊行事に出席したが、自衛隊員の姿を見て、身の引き締まる思いであった。

 国民の安心、安全のため、黙々と昼夜を分かたず努力している人たちがいる事を国民等しく理解し、感謝しなくてはとつくづく感じた次第だ。

 自衛隊員に、より誇りと自信と希望を持てるようにするため、私なりに努力して参りたい。

 夜中3時にヨーロッパ経由で、プリゴジンが制圧されたと連絡が入る。プーチン大統領も追っかけ声明を出している。

 日本のメディアは、プリゴジンを誇大に評価するような報道ぶりだったが、ロシアは冷静に事を構えていた。

 日本のテレビで解説していた人たちの話しが正確であったかどうか、よく検証してほしいものである。

 

24日のコメント

 さださん、沖縄県民の想いをしっかり受け止め、私は向き合って参ります。

 ひでおさん、一にも二にも停戦です。78年前の日本の悲惨な経験をウクライナにはしてほしくありません。


※ 第11旅団創立15周年・真駒内駐屯地開庁69周年記念行事