国会もあと2日となった。「政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会」が開かれ、ODA(政府開発援助)予算の拡充に向け、秋野公造財務副大臣にお願いし、林芳正外務大臣には「元島民の北方墓参について現在の日露関係は最悪だが、元島民の平均年齢87.2歳、人生限られている。人道的見地からもロシアと向き合ってほしい」とお願いした。

 林外務大臣から「元島民の要請に何とか報いたい」との答弁を引き出した。

経済産業省の中谷真一副大臣に「ウクライナへの軍事支援を続ける米国が砲弾の増産に必要な火薬を日本企業から調達する計画があるのか」と(ただ)した。

 中谷副大臣から「報道で承知しているところであります。我が省に対してそういった要請があるというところではありません」と答えられた。

 この答弁を受け林外務大臣にも確認をし、林外務大臣から「経産省を代表して副大臣がここに来られているとこういうふうに思っておりますので、特に私の立場で何かそのご答弁について申し上げる立場にはないと考えております」とのことだった。

殺傷兵器に使われるものを輸出するとロシアからすれば戦争当事国になってくる。これ以上、日露関係を悪化させないためにも「火薬を送る話はない」との林外務大臣、中谷経産副大臣の答弁は意味あるものと受け止めた次第だ。

 どの委員会もあとは、閉会中審査の手続きだけである。臨時国会がいつ開かれ、どんな政局の流れになるのか。衆議院選挙があるのか。さまざま頭に入れ、閉会中しっかり活動して参りたい。

 

18日のコメント

 松村訓明さん、一にも二にも停戦です。今日も林外務大臣に委員会で停戦に向け日本がG20議長国インドと一緒になってその役割を果たすべきだと強く質問の中で指摘しておきました。

 さださん、次の選挙が大事です。

 ひでおさん、いつも有難うございます。

 ひらけ日本さん、「俺が政治家だ」という気概を持った政治家が少なすぎます。

 チョモ・ラン・マーさんのおっしゃる通りです。


※ 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会






・秋野公造財務副大臣

・林芳正外務大臣

・中谷真一経済産業副大臣