テニスの全仏オープンが行われているが、女子ダブルス3回戦で加藤未唯組が失格となった。

 加藤選手の球がボールガールに直撃し、女の子が泣いていた姿がテレビから知らされた。

 しかしその後、加藤選手はボールガールのところに行き、話しかけ女の子も何事もなかったように頷いていた。

 ところが相手チームが抗議をし、大会関係者も出てきて失格となってしまった。故意ではないと言いながらボールガールに怪我もなく、それなのになぜ「危険な行為」で失格させられたのか腑に落ちない。

 加藤選手は抗議したそうだが、日本テニス協会も事の真意をしっかり確かめるべきではないか。

 プレーのことで選手がクレームを付けるのはよくあるが、プレー外でクレームを付けることはスポーツマンシップに反していると思うのだが。読者の皆さんはいかがお考えだろうか。

 NATO(北大西洋条約機構)が日本に開設を検討する連絡事務所にマクロンフランス大統領は難色を示していると報道されている。

 「NATOは北大西洋地域のものであり、その範囲は条約で規定されている」と指摘している。当然の真っ当な考えである。

 9日、ワシントンで富田浩司駐米大使は「東京にNATOの連絡事務所を開設する方向で動いている」と明らかにしているが、岸田総理は24日の参議院本会議で「NATOの加盟国・準加盟国になる計画はない。NATOは日本に事務所設置を検討しているが、決定したとは承知していない」と答弁している。

 富田大使の発言は総理の答弁を超えるものだが、裏を返せば富田大使が本当のことを言っていると私は受け止める。

 NATOの連絡事務所を置くと対中国、ロシア関係が将来どうなるか。国益を十分考えて判断しているのか心配が先に立つ。

 未来志向の正しい、間違いのない外交をしてほしいと願ってやまない。

 

6日のコメント

 谷口ダイゴさん、一にも二にも停戦することです。サウジは中国とも良好です。

 さださん、オイルで生きている国にとって価格は死活問題です。当然の流れと受け止めます。

 tkjさん、サウジと日本は良好な関係です。

 松村訓明さん、生きていれば良いことがあります。

 ひでおさん、お身体に気を付けて頑張って下さい。

 ひらけ日本さん、真のフェアとは何かを考えるべきですね。

 チョモ・ラン・マーさん、OPEC(石油輸出機構)が決定したことにロシアも合わせていることでOPECは自国優先です。