今日の全国紙は、出生率について大きく扱っている。

 読売新聞は面トップで、「出生率最低1.26% 昨年、7年連続減 出生77万人 人口自然減79万人」

 朝日新聞は面で、「出生 最低 77万人 昨年出生率も最低1.26」

 日本経済新聞は1面で、「出生率1.26 経済活力に危機 少子化 7年で2割減 官房長官『静かなる有事』」

 毎日新聞は1面トップで、「出生率1.26 過去最低並ぶ コロナ影響 初の80万人割れ」

 産経新聞は1面トップで、「出生率1.26 過去最低並ぶ 4年統計 初の80万人割れ」

 東京新聞は1面で、「出生率1.26過去最低 22年出生数初の80万人割れ」

となっている。このまま進むと100年後には日本人の人口は5,000万人を切り、500年後には100万人台となってしまう。国がなくなってしまうことになる。

 出生率を心配しながら、一方で同性婚を認めろという声がある。何とも多様な考えの日本だとも思う。

 子どもの頃、戦後まだ貧しい時代、「一姫二太郎」(最初の子は女の子、二人目は男の子)、それをもじって最低3人の子どもをつくりなさいと聞かされた。

 今、衣・食・住恵まれている日本である。昔は「貧乏人の子だくさん」という言い方があり、私の周りにもそういう家庭があったが、みんな生き生きとし、1個のりんごを4切れ、8切れにして仲良く生活していた。

 45年前、竹下登先生が「今や銀座の乞食も糖尿病と言われる時代です」と日本の豊かさを面白おかしく、よく演説していたことを想い出しながら、今の社会、自分中心、自己主張が一人歩きし、公共、社会全体を考える意識が少なくなっているのではと感じ、これでいいのかと心配である。

 子どもが生まれたら神様からの授かりもの、宝物と言ってきた時代がある。これは如何に時代が変わろうとも不変の価値である。

 その重み、尊さを噛みしめながら、大人の責任として子どもをつくれる、産める人は、それぞれ責任を果たしてほしいと願ってやまない。

 昨日、18時30分より「鈴木貴子議員在職10周年感謝の集い」が開かれ、ご出席下さった皆さんに、私からもお礼を申し上げるべく参加した。

 大勢の皆さんが、大雨降る中、足を運んで下さり、有難い限りだった。

 森喜朗元総理、茂木敏充幹事長、林芳正外務大臣、加藤勝信厚生労働大臣、西村康稔経済産業大臣、松本剛明総務大臣、齋藤健法務大臣、渡辺博道復興大臣、森山裕選対委員長、新藤義孝政調会長代行、上川陽子幹事長代理、福田達夫筆頭副幹事長、小渕優子組織運動本部長、八角信芳日本相撲協会理事長はじめ多くの国会議員が来てくれた。

 早いもので10年かと思いながら、確実に政治家として成長していると実感した。

 これからが政治家としての本舞台であり、一層の努力、精進を願いたい。

 12時45分から元横綱・鶴竜の断髪式に参加し鋏入れを行い、18時30分から引退記念パーティーに出席する。

 

2日のコメント

 谷口ダイゴさん、有難うございます。私は千春さんの「大空と大地の中で」の「生きることが辛いとか苦しいだとか言う前に野に育つ花ならば力の限り生きてやれ」の詞をいつも頭に入れ、「負けてたまるか、今に見てろ」と言い聞かせ、今日まで生きてきました。

 チョモ・ラン・マーさん、そうですね。

 さださん、大山名人、升田名人の頃は、何か重みを感じました。

 松村訓明さん、日本にいる外国人の人権も大事ですが、日本国民の安心、安全も大事と考え、それが国益と考えます。

 ひでおさん、ウクライナが自前で戦えないのなら、一日も早く銃を置くことです。


※元横綱・鶴竜の断髪式