今日の新聞によると岸田内閣の支持率は朝日新聞が6ポイント上がり、不支持が3ポイント下がり、共同通信は前回46.6%の支持率が47%に上がり、不支持は前回35.5%が、35.9%と横ばいである。

 日本経済新聞の支持率は47%で、前回より5ポイント下がり、不支持は44%で、4ポイント上がっている。それぞれ見方があるが安定した内閣支持率である。

 世論調査は一つの世論動向を知る貴重な資料として岸田総理を取り巻く司々(つかさつかさ)の人がしっかり参考にし、次の一手を打つことである。

 小渕総理は就任後しばらくは世論調査を気にしていた。内閣官房副長官だった私は小渕総理に「総理、これ以上下がることはありませんから何も心配いりません」と言ったところ、怪訝(けげん)な顔をしながらも「それもそうだな」とニコッと笑ったお顔が今も目に浮かぶ。その後、小渕政権の支持率は上昇して行った。

 政治の安定こそ日本の発展である。岸田総理のブレーンと言われる人たちの腕の見せどころである。

 昨日大相撲千秋楽を見に行ったが、横綱照ノ富士が綱の責任を果たし、ホッとした様子で優勝インタビューに答えており、やはり重圧を感じての15日間だったのであろうと、その精神力、努力を称えたい。

 来場所、霧馬山が大関になり、関脇を張る大栄翔、豊昇龍、若元春が大関を争うことになり、国技大相撲が俄然(がぜん)面白くなってきた。今から名古屋場所を楽しみにしたい。

 

 

28日のコメント

 GOOD LUCKさん、いつも有難うございます。

 さださん、菅前総理は叩き上げの見本といえる政治家と私は評価しています。

 慎一さん、「俺が政治家だ」という気概を持った政治家が必要です。

 ひでおさん、段々と菅前総理を評価する声が増えてくると思います。