昨夕、長野県中野市で起きた猟銃発砲事件で4人の尊い命が失われた。その中には現場に駆け付けた警察官2人が含まれる。

 犯人は中野市の市議会議長の息子と報道されているが、何があったのか。尊い人の命を簡単に奪う行為に、何とも言えぬ憤りを禁じ得ない。

 世界で一番安全な国、日本と言われたが、テレビから見るとのどかな自然豊かな場所でこうした悲惨なことが起きたことに、どうしてこんな日本になってしまったのかと自問自答するものである。

 自民党と公明党が協議して、次期衆院選で公明党は、東京で自民党候補を推薦しない、再来年の都議選挙でも協力しない、都議会での協力関係も解消すると発表している。しかし、連立の解消はしないと明確にした。

 メディアは自公政権に亀裂が深まったという流れで報道されているが、25年間連れ添ってきた自公両党である。簡単に竹を割ったような話にはならないだろう。

 平成10年、小渕内閣が発足し、自・自・公三党連立内閣をつくった。小渕総理、野中官房長官、鈴木宗男が官房副長官の布陣で公明党さんの神崎代表といろいろ相談したことが懐かしい。

 神崎代表から、先に自由党さんと組んでいただき、半年後に公明党が加わりたいと言われた。

 いろいろ考えた上での決断だったと重く受け止め、その意向を尊重し、事を進めていった。

 25年間連れ添った自公政権である。そう簡単に崩れることのない信頼関係があるものと私は受け止めている。

 政治は生き物であり、ある日ある時一瞬にして一枚岩になることもある。

 何があっても天が落ちることはないので、今後の成り行きを冷静に見ていきたい。

 

25日のコメント

 toruayaさん、袴田事件の一日も早い再審開始をすべきです。大地塾参加感謝します。

 ひでおさん、お身体大切にお過ごし下さい。

 さださん、政治家もしっかり官僚、大臣をチェックしなくてはなりません。

 tokoton山の男さん、官僚はいつも出世が頭にあると思います。齋藤法相には「人間、齋藤健」として向き合ってほしいものです。袴田事件、一日も早い再審開始をすべく声を上げて参ります。

 ひらけ日本さん、齋藤法相は「指示した」と言っておりますので、今後の展開をチェックして参ります。袴田事件の一日も早い再審開始を願っています。

 アレックスさん、検察、ウクライナ戦争に関して政治家の発信を強く望むものです。