G7広島サミットが予定通り混乱もなく淡々と進められ、無事終わったことは何よりだった。広島出身の岸田総理は感慨(かんがい)一入(ひとしお)の思いであったことだろう。

 G7の首脳が一緒に献花する姿、更に原爆資料館で原爆のもたらした悲劇を各国首脳が目に、頭に焼き付けたことだろう。

 韓国の尹大統領と岸田総理が一緒に韓国人被爆者の慰霊碑に献花する姿に、戦後78年にして、初めてのことを何ともいえぬ思いでテレビを見つめた。

 間違いなく新しい景色は見えた。これから世界平和に向けて、どう実行に移して行くかである。確実に責任を果たしてほしいものである。

 ゼレンスキー大統領が来られ、日本は新たな支援を表明したが、殺傷兵器に関する話が出なくて良かった。

 100台規模のトラック、3万食の非常用食料等で、これではゼレンスキー大統領も日本に来たかいがあったかどうか、ガッカリしたのではないか。

 G20の議長国インド外務省クワトラ次官は、ゼレンスキー大統領とインドモディ首相との会談について「ウクライナ側からあった」(朝日新聞2面)ことを明らかにしており、昨年のG20議長国のインドネシア、ジョコ大統領はG7との討議で「今、世界が必要としているのは、分裂ではなく協調だ」と注文もつけた(朝日新聞2面)と報道されている。

 G7サミットで日本発、停戦に向けての協議を期待したが、ウクライナだけを呼んで、一方の当事国ロシアに声をかけないでは話し合いにならない。

 どこかの時点でどこが仲介の労を取るかがこれからのポイントでないか。中国、インド、ブラジルの立ち位置を注目して行きたい。

 一日、札幌市内を廻り、夕方帰京する。

 

21日のコメント

 さださん、私は政治家である前に一人の人としての心構えが大事だと思って人間関係を大切にしてきました。これからも出会いを大切にして参ります。

 松村訓明さん、日露関係が厳し時だからこそ私は議員交流、議員外交が必要だと考えて発信、行動してきました。これからも国益を考えてやって参ります。

 船橋市:弓場清孝さん、有難うございます。

 慎一さんのおっしゃる通りで何かおかしいですね。アメリカが「核をなくす」と先頭に立てば良いことで、ロシアに話しを持って行くことに違和感を覚えます。

 くもさん、ロシアの非難だけしてもウクライナ問題は終わりません。G7で停戦に向けての話が出なかったことに落胆しております。

 ひでおさん、いつも有難うございます。

 宗男ファンさん、インドの立ち位置を日本も参考にすべきだと思います。どうか鈴木貴子を宜しくお願い致します。

 ひらけ日本さん、アメリカにも核を広島、長崎に使ったことに言及してほしかったですね。記帳で良いことを言っても何をしたかを世界に向けてするのが責任だったと思うのですが。

 鈴木みのりさん、それぞれ世界でたった一つの命です。政治の究極の目的は世界平和です。

 橘あおいさん、ゼレンスキー大統領を呼ぶなら、プーチン大統領にも声をかけ、話し合いの場を作るのが公平だと思います。一にも二にも停戦です。信念を持って発信していきます。

 くーちゃんさん、ウクライナが「善」と決めつけることが正しいのでしょうか。この戦争のもとを作ったのはウクライナゼレンスキー大統領です。