テレビ、全国紙は、袴田巖さんの再審開始確定を大きく扱っている。2014年3月、静岡地方裁判所で再審開始決定がなされてから10年の時間が経った。

 検察の正義とか理念はこの間、どうなっていたのか。(いきどお)りと腹ただしさを感じる。

 検察は、シナリオ、ストーリーを作り、そこに証人、参考人の供述を当てはめていく。

 密室での取り調べは冤罪を生む要素がある。完全可視化に向け取り組んで参りたい。

 想えば2009年(平成21年)10月25日、「袴田さんを救う会」で、当時、刑事被告人ありながら衆議院外務委員長であった私が講演をした際、袴田さんを救援する議員連盟を立ち上げてほしいと姉の秀子さん、支援団体の皆さんからお願いされ、翌2010年4月22日、袴田巖死刑囚救援議員連盟を立ち上げ、私が事務局長として下働きした。会員65名でのスタートだった。13年前のことが鮮明に想い出される、

 13時半から静岡市で「袴田巖さんの再審開始決定報告集会」に出席し、無罪を勝ち取るため最後まで力を合わせて頑張って行くことを誓った。

 お姉さんの秀子さんがホッとした表情をしながら、その目力から「これからが本当の闘いだという決意と覚悟」が伝わってきた。

さあ、新しい闘いが始まったとの強い思いで更に支援して参りたい。

 17日、法務委員会での齋藤法務大臣とのやり取りを頭に刻んで、これからも私は検察の在り方をしっかり考えて行きたい。

 ワールドベースボールクラッシック、日本はメキシコに逆転サヨナラ勝ちである。

 最終回、大谷翔平選手が撃ち、吉田正尚選手がフォアボールで出塁し、最後、この大会、今ひとつ打てていなかった村上宗隆選手が見事なサヨナラ打である。まさに絵で描いたようなドラマチックな幕切れである。

 チーム一丸となって闘う姿に、勝利の女神が微笑んでくれた。世界一に向けて、もう一試合全力で闘い抜いてほしい。

 

20日のコメント

 天川由紀子さん、袴田さんの件は良かったです。ガーシー氏は潔く帰国し、法の下で言うべきは言い、法に従うべきです。

 GOOD LACKさん、アメリカ一辺倒で日本がこれから先、生きていけるとは思いません。地球儀を見ながら冷静にバランス外交をすべきです。

 さださん、潔さが人の道です。10年前、2014年3月静岡地裁が再審を認めた時に特別抗告をすべきでなかったのです。

 しんいちさん、頑張って参ります。

 tokoton山の男さん、検察は16日特別抗告とリークし流れを作ったかに見えましたが、最後は少しの良心が働いたのではと受け止めます。

 sugibenさん、これからもしっかりと鈴木宗男の姿勢を示して参ります。

 ひでおさん、いつも有難うございます。ウクライナは一にも二にも停戦です。

 アレックスさん、有難うございます。

 ひらけ日本さん、検察のあるべき姿を正す機会にしたいと思います。無罪を勝ち取るまで袴田さんを支援して参ります。

 ジュゲムさん、タイミングの良い質問となり巡り合わせに感謝しています。