10時から懲罰委員会を開き、東谷義和(ガーシー)議員の懲罰事犯の件を協議した。

 各党、国会法第122条第4号の懲罰に関する規定により、全会一致で「除名」すべきと決定した。

 明日本会議で委員長報告を行い、記名採決により3分の2以上の可決を持って最終決定である。

 民主主義は手続きが一番であり、次に中身である。このような結果に何故なったか、「陳謝」という機会を与えたにもかかわらず応じなかった責任等、本人はもとより選ばれた、投票された有権者の皆さんも考えて戴きたいものである。

 正午から袴田巖事件高裁決定報告集会に出席し挨拶する。昨日の判決は一番の争点である血の付いた5点の衣類について裁判官は「捜査側が捏造の可能性が極めて高い」とキッパリ述べている。

 検察側は特別抗告するのではなく、再審の場で主張すべきは主張すべきで、検察側の良識を待ちたい。一日も早い再審を始めるべきである。

 お姉さんの秀子さんも来ており、これまでの支援に心から感謝しながら「巖にはまだ伝えておりません。今日帰ってから話します。皆さんのお陰でここまで来ました」と涙ながらにご挨拶された。

 このお姉さんあっての今日までの闘いである。もう一息、あと一歩、頑張って行きたい。

 今日の朝日新聞1面「天声人語」の一部を紹介したい。

 

 獄中からの手紙がある。「お母さん、僕の部屋には日めくりがあります。その日めくりに、子供をおぶったお婆さんが、夕日を見ている写真があります。僕はそれを見て、お母さんと息子を思い出しています」。家族に思いをはせ、自らを奮い立たせたのだろう▼筆をとったのは30歳の袴田巖さん

 

 57年前の手紙に私も胸が詰まった。この手紙に袴田事件の真実があると確信するものである。

 

13日のコメント

 天川亘さん、本日の委員会で処分を決定しました。

 GOOD LACKさん、裁判官は検察の調書を頭から信じて来たようです。私の事件や村木事件で検察はシナリオ、ストーリーを作ることが明らかになりました。

 nigo2111さん、そうですね。密室での昔の取り調べがどんなものであったか考えなくてはなりません。

 しんいちさん、私も諦めずに頑張って参ります。

 sugibenさん、一日も早く無罪を勝ち取るには声を上げる世論に訴えるしかありません。ご協力お願い致します。

 さださん、検察はストーリー、シナリオを作りそれに沿って追い込んで行き事件を作ります。法務大臣の指揮権は行使されるべきです。

 ひでおさん、悪しき間違った権力の乱用は許されません。

 tokoton山の男さん、裁判官が血液の付いた5点の衣類は捜査側の捏造と断じています。検察は特別抗告せずに再審に向き合うべきです。

 

※「議員カーシー君懲罰事犯の件」懲罰委員会

※袴田巖事件高裁決定報告集会

※袴田巖さんのお姉さんの秀子さんと