G20財務相・中央銀行総裁会議で共同声明が出せなかったことについてメディアは、それぞれの立ち位置で報道している。

 G20はインドが議長国でインドの存在は重い。インドのモディ首相は昨年5月、東京で開催されたクアット(日本・米国・インド・オーストラリア)4カ国戦略対話での共同声明で、ウクライナ紛争について日本、アメリカはロシアの侵略、侵攻という表現を使おうとしたが、モディ首相はそのような表現になるならインドは署名しないと主張された。その結果「ウクライナ紛争」という表現で折り合いを付けた。インドはインドの立ち位置で、何よりも国益を考えた判断をされた。

 G20の共同声明でも納得がいかない自国の利益にならないことには毅然と対処するインドの姿勢を日本も見習うべきではないか。

 今年日本はG7(主要7カ国)の議長国である。インドはG20(主要20カ国・地域)の議長国である。日本とインドがしっかり連携して「停戦」を実現して戴きたい。

 中国習近平国家主席、ブラジルルーラ大統領も停戦を言っている。兵器をウクライナに送っている国に仲介の労を取る資格はない。

 日本、インド、中国、ブラジルは殺傷兵器を送っていない。それぞれG20のメンバー国である。

 岸田総理には是非とも大きなリーダーシップを発揮してほしいと願ってやまない。

 

26日のコメント

 さださん、日米同盟と言うなら日本の立場をアメリカに言うべきです。安倍さんはやりました。隣国と仲良くせずして日本の将来はありません。

 ひでおさん、テレビは直感で判断されますので映像の怖さを感じます。「停戦」に向け日本が役割を果たしてほしいものです。ウクライナに同情が寄っていますが、ロシア人も大変な目に遭っていることを知るべきです。

 sugibenさん、メディアも知っている事実です。トップリーダーの判断の重さです。

 ひらけ日本さん、自然災害はいつあるかまさに自然のなせることです。心の準備、備えが必要です。「一にも二にも停戦」です。発信して参ります。