ドイツ・ミュンヘンで行われたG7(主要7カ国)外相会合で「ロシアの核使用は『深刻な結果』を招く」と話し合ったと報道されているが、停戦させれば、そのような心配はいらないのではないか。

 G7首脳会合で、なぜ停戦させようという声が出ないのか不思議でならない。ウクライナ紛争でロシアの非難はするが、何故こうした事態になったのかの話も出てこない。過去のミンスク合意、ブタペスト覚書を否定し、守らなかったのはどちらなのか。

 昨日のテレビ愛知の討論会でも「ロシアが悪い」という事はあっても、どうしてこうなったかの議論がない。

 紛争、戦争には双方言い分がある。先の大戦でも日本が先に手を出したが、当時の日本には日本の言い分があった。国際情勢は竹を割ったように「善」「悪」と簡単に分けられるものではない。

 歴史的、地政学的、民族的、さまざまなことが絡んでいる。ロシアを非難しても収まらない。話し合い、停戦に向け、G7は考えるべきではないか。

 北朝鮮がICBM(大陸間弾道ミサイル)級のミサイルを発射し、北海道函館沖に落下したとされる。北朝鮮はしょっちゅうミサイルを打っている。その度に「断じて容認できない」と政府は決まり文句のように述べている。北朝鮮は国連加盟国である。これも非難、批判するだけでなく、国際社会に引き出す努力をし、話し合いの場をつくることが重要ではないか。

 誰かが、どこかが、その努力をするのが外交と思うのだが。

 日本の果たすべき役割はたくさんあるが、顔が見えないことがもどかしい。

 千歳から8時5分発の中標津行きに乗り、羅臼町に向かい、大変お世話になっている方のお見舞い、弔問、挨拶廻りをし、13時35分発で千歳に戻り、16時30分から今月の札幌大地塾。

 懲罰委員会のこと、国会状況、ウクライナ、北朝鮮について私の考えを述べる4月に行われる北海道の統一地方選挙については、知事は鈴木直道氏、札幌市長は秋元克広氏とお願いする。皆さん、快く納得して下さる。

 明日17時から罰委員会理事懇談会が急遽入り、夜から雪の予報なので今日中に帰京する。

 

18日のコメント

 しんいちさん、同じ土俵にのると同じレベルになりますので、私もそれなりに考えて対応しています。

 さださん、いつも的確な指摘に教えられること大です。地方あっての都会、都会あっての地方、それぞれ役割があります。このバランスをしっかり考えていきたいものです。

 ひでおさんの人生でもいろいろなことがあるものですね。それぞれ世界でたった一つの命です。お互い使命感をもって生きていきたいものです。

 ひらけ日本さん、地方議員にとって供託金は一つのハードルになっているのかもしれません。町村議員を欧米のようにボランティア化することも一つの考えかと思います。その際、特定の組織、団体が意図的に出てくる可能性もあります。いろいろ検討してみたいものです。また教えて下さい。


※札幌大地塾