今朝の読売新聞1面トップに「首相、キーウ訪問検討 ゼレンスキー氏会談へ 戦況見極め最終判断」という見出し記事がある。

 2月中の訪問を目指しているとのことだが、地政学的に日本が置かれている状況、国益を考えてウクライナ訪問なのだろうか。

 日本にとってロシア、ウクライナどちらが重要であろうかよくよく考えてほしいものだ。

 北方領土問題の解決をしなくていのか。エネルギーの安定供給を考えているのか。何よりも世界平和が政治の究極の目的ではないのか。その為に非難や批判するよりも停戦ではないか。

 ウクライナに行って銃を置け、戦いはやめろと言うならもっともだが、支援継続を言ったら、北方領土も漁業交渉もエネルギーもすべて吹っ飛んでしまう。

 未来志向で一にも二にも停戦だとG7の議長国として強く言うことが今求められていると思うのだが

 「核なき世界」とG7サミットで訴えたいなら尚更停戦をさせることである

 インドがアメリカにせずロシアともコンタクトを取っている。ドイツはドイツでウクライナに戦車を供与することを先延ばした。それぞれ国益を考えての判断である。

 ゼレンスキーがオンラインで「武器が必要だ。時間がない」と言ってもドイツは冷静に行動している。日本もインド、ドイツに見習う点があるのではないか。

 アメリカがロシアの民間軍事会社「ワグネル」に北朝鮮が武器を売っており、ケシカランと発表している。可笑しな話である。

 アメリカは武器をウクライナに供与している。自分たちが武器を送るのは良いが、他所が同じことをしたらケシカランと言うのは公平だろうか。

 なんでもアメリカの考え、主張、頭づくりで世界が動いているとしたら、とんでもない勘違いと思うのだが。

 武器を供与し、資金援助すれば紛争は長引くだけである。「一にも二にも停戦だ」と岸田総理はG7の議長国という立場をかし、解決への道筋を作ってほしいものだ。

 広島県呉市に行き、仲間の空本せいき代議士の後援会「広島維新塾」で講師を務める。

 平成の大合併で家内の実家がある豊田郡町は呉市と合併となった。今回の10増10減で広島は1減区となり選挙区も変わることになり、空本代議士は呉市も選挙区になった。

巡り合わせを感じながら、5年に一度の国勢調査のたびに選挙区が変わることになる制度はいかがなものか。

 日本維新の会が訴える国会議員定数3割カットを実現すれば少なくとも30年は選挙区をいじらなくてもすむのである。

 

21日のコメント

 しんいちさん、政治の世界、権力闘争はつきものです。負けたらそれで終わりです。しかし私は諦めないで闘って行きます。

 nikoさん、歳費は給料です。この使い道の公開はあなたの給料を公開すれと同じ事になります。旧文書通信交通滞在費100万円は、使途公開すべきと考えて行動しています。

 さださん、エネルギー資源なき日本は、世界に目を向けバランス外交を考えなくてはなりません。

 タコ八郎さん、国民に負担をお願いするならば、国会議員は先に身を削らなくてはなりません。自分たちはのうのうと特権的待遇に甘えては、国民はついてきません。

 アレッサンドラさん、野中先生は権力の怖さ、凄さ、弊害を良くわかっていて官房長官も継続できたのですが1年で辞め、幹事長も留任しても良かったのに1年で辞めました。権力の何たるかを良くわかっていた人でした。