東京電力福島第一原発事故について業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力の経営者に対し、東京高等裁判所は一審の東京地方裁判所の判決を支持し全員無罪となっている。

 「巨大津波予見できず」とし、過失はなかったとした。想定外の津波といわれたが、自然の巨大なエネルギーの前には、いかに科学技術が進もうとも弱いものである。今後どうなるのか関心を持って参りたい。

 また悲しい出来事が起きている。大分県中津市で7歳の娘が母親に殺されている。4年前、中津警察署は女児の心理的虐待の疑いで児童相談所に通告しているという。2年前にも育児に関する相談もあったと言われる。

 行政の方で何か出来ることがあったのではないか。しっかり検証してほしいものだ。

 世界でたった一つの命を奪うことはあってはならない。しかも自分のお腹を痛めた最愛の子をどうしてという思いで一杯である。

 児童虐待は今や社会問題としてしっかり取り組まなくてはならないとつくづく考えるものである。

 昨夜羽田から千歳に飛び、2時間半かけて帯広に行き、帯広で3時間仮眠し、4時過ぎに車で4時間かけて根室管内中標津町に行き、昭和58年最初の選挙から大変お世話になった小森勉さんの弔問をする。

 わずか5分のお参りに2日かけて行ったのだが、私は義理ある人には、特に最後のお別れに万難を排すことにしている。

 40年前からの様々な出会い、想い出が脳裏を掠め感慨無量だった。

 

 

18日のコメント

 一番星さん、自分だけ良ければよいという身勝手な自分本位の人が多くなったことに、これでいいのか日本という気持ちになります。

 さださんのおっしゃる通りでモディ首相の外交力を日本も参考にすべきです。

 ひでおさん「困った時はお互い様」「相身互い」「互譲の精神」忘れてはいけない日本の文化だと思います。