16時から東京大地塾「ウクライナ戦争」「旧統一教会に関連しての宗教と政治について」のテーマで佐藤優さんからお話を戴く。

 11月15日、ポーランドへ2発のミサイルが着弾した際、ゼレンスキー大統領は「ロシアが撃った」と主張した。

一方、米国のバイデン大統領は16日、「ミサイルの軌跡から考えるとロシアから発射されたとは考えにくい」と述べた。NATOのストルテンベルグ事務総長はより具体的に「ウクライナの防空ミサイルが原因である可能性が高い」と指摘し、ポーランドのドゥダ大統領も「ウクライナの防衛ミサイルである可能性が高い」と述べた。ロシア国防省も「ポーランド国境付近への攻撃は行っていない」と関与を否定した。

 ところが、ゼレンスキー大統領はウクライナ軍の情報を元に「私たちのミサイルではなかったことは間違いありません」「ロシアのミサイルだったと私は信じています」と強弁した。このようなゼレンスキー大統領の態度に、欧米諸国からも批判の声が巻き起こった。

 バイデン大統領は「それは証拠ではない」と苦言を呈し、NATO加盟国の外交官は「誰もウクライナを非難していないのに、彼らは公然とうそをつき続けている。これはミサイルよりも破壊力がある」と批判した。米国内では「ゼレンスキーは第三次大戦を始めようとした」という非難が相次いでいるとも報じられている。

 AP通信は11月22日、ポーランドに着弾したミサイルを「ロシアのミサイル」とした報道を「誤報」として、記事を書いた記者を解雇した。

 AP通信の記者は解雇されたが、日本のメディアでも引用しながらどこも責任を取らされていない。これはどういうことかと判りやすい説明があった。

 宗教に関し「日本は宗教には仏教あり、神道ありで寛容だとのこれまでの認識から今回の旧統一教会問題に関し、宗教に対し受け止め、考えが変わったように受け止める。信仰と政治、霊感商法、悪徳商法等、わけて考えるべきではないか」とのお話しだった。

 約1時間半、佐藤さんのお話に出席者も納得されたことだろう。

 21日、30年前の外交文書が公開される。1991年、佐藤優さんの活躍が大々的に公表されるそうである。楽しみにしたい。

 

13日のコメント

 しんいちさん、油断は禁物です。心して取り組みます。

 さださん、いつも有難うございます。おっしゃる通りです。何が事実か真実かを伝えてほしいものです。

 tokoton山の男さんのご指摘は世論調査に表れていると思います。年明けの記者会見、何を国民に訴えるか今から私は注目しています。


※東京大地塾