旧統一教会、世界平和統一家庭連合の被害者救済法が成立し、不当な寄付行為を禁止したり、寄附の取り消し、刑事罰を設け被害救済や防止をする上では一歩前進である。

 しかし、被害者から、また専門家からさまざまな指摘、注文がある。これからも見直すべき点は見直し、付け加えるべき点は速やかにやるよう更なる実効性を考えなくてはならない。

 当初政府は、この臨時国会での救済法は予定していなかったが、日本維新の会はいじめ野党協議が進み流れを作った。政治は生き物であると感じ次第だ。

 政府は昨日、国家安全保障関する防衛三文書を自民・公明に示したと報道されている。

 「敵基地攻撃能力」(反撃能力)という表現を明記していると言われているが、おどろおどろしい表現はいかがなものか。

 国家安全保障については、国際情勢を見据え、防衛力整備に務め日本としての確固たる決意と覚悟を示すことで十分ではないか。

 反撃能力とか敵基地攻撃という勇ましい表現よりも秘めたる力をしっかり備えて行くことが賢い防衛政策と思うのだが。

 時として過去にもそうであったが、他国の出来事に乗じて激しく強く反応することがよくあった。

 そうしたことを見て、聞いてきた者として冷静にかつ先を見据えた未来思考の戦略、戦術を考えるべきでないかと常々思っている。

 勇ましいことを言うのは簡単で判りやすいが、どこまで先を見ているか疑わしい。

 若い政治家には是非とも20年、30年先を見据えた頭づくりをしてほしいと願ってやまない。

 昨夜本会議終了後、千歳経由で帯広市に移動し、昭和58年最初の選挙中川一郎先生亡き後「鈴木宗男出るべし」と一番先に声を上げてくれた「十勝青年同友会」(現在は十勝政経同友会)の例会に出席。

23時の到着だったが、皆さん待っていてくれた。40年前を想い起し、感無量だった

 午前中、帯広市内挨拶廻りをし、懐かしい人にお会いする。15時半から阿寒湖鶴雅で「第39回釧路管内女性の集い」を行う。

大勢の人が参加して下さり、盛大に行うことが出来、ただただ感謝で一杯だった。

10日のコメント

 nikoさん、刑務官を「先生」と呼ぶのはどう考えても異常です。先ずこの点から改善しなくてはなりません。

 しんいちさんのおっしゃる通りです。ロシアがなぜ特別軍事行動を起こしたかウクライナゼレンスキー大統領が挑発をし、過去の約束を守らない反故にすると言ったからです。歴史の事実を認識しなくてはなりません。

 松村訓明さん、名古屋刑務所では20年前にも死亡事故を起こしたことがあります。施設の中で何か欠けているものがあるかと思います。しっかりした刑務官を派遣し、調査する必要があると感じます。

 憂国さん、人生、自分の思い通り計算通り行かないものです。書店の女性社長さんのお気持ちを察する時、平和の重みを感じ、政治の責任を痛感します。

 さださん、次の通常国会では矯正施設、入管施設の在り方を質して参ります。

 Ginaさん、色んな見方はありますが、少なくとも外交は積み重ねで約束は守るが基本です。


 阿寒湖鶴雅で第39回釧路管内女性の集い