18日行われた「鈴木宗男を叱咤激励する会」のことについて昨日触れたが、多くの人から「森喜朗元総理も松山千春さんも弘中惇一郎弁護士も鈴木貴子さんの将来性、奥さん典子さんの支え、鈴木家の家族の絆が話されていましたが、そのことに触れていませんが鈴木さんのことだから身内のことなのであえて取り上げていないと思いますが、お三方の家族の話は胸に響きましたので皆さんに伝えて下さい」という主旨のお話を多数戴いた。とっても有難いことで逆にお礼申し上げたい。

 私は天国と地獄を経験したものだが、逆境の時「何があっても鈴木宗男だ」と言ってくれた松山千春さんはじめ心ある後援者、友人、そして家族がいた。

 とりわけ家内は、私が東京拘置所に437日居た時、冷暖房が拘置所にないことを知ると東京の暑い夏でもクーラーをつけず、冬も暖房を入れなかった。子供達もそれに従っていたという。同じ環境でここは乗り切っていくという決意を示してくれたのである。

 昭和58年、中川一郎先生が亡くなり、選挙に出るかどうか私なりに悩んだ時も「あなた、政治家になるために秘書になったのでしょう。勝ち負けではありません。筋を通すことです。ここで出なければ一生、中川一郎先生の自殺の原因は鈴木宗男だと言われます」と言ってくれた。

 当時、8歳の長男、6歳の二男も「お父さん、帯広に転校してもすぐ友達つくるから家族皆なで闘おう」と背中を押してくれた。

 長女の貴子は、私が拘留されている時、留学中のカナダから「お父さんほど働いた人はいません。その姿を見ているので、私は大丈夫です。お父さん絶対自分の歩んだ道は否定しないで闘って下さい」と励ましのFAXを議員会館に送ってくれた。

 勿論、多くの人のお陰で今日(こんにち)ある私だが、家族の存在なくしてあり得ないことである。

 家族、身内にはなかなかストレートに感謝やお礼を言うことに照れくささや何となく恥ずかしさがあるが、判るように感謝の気持ちを伝えれるよう努力して参りたい。

 家族のことに触れて下さった千春さん、森元総理、弘中弁護士に、その話を受け止めてくれた多くの方々に心から感謝お礼申し上げたい。

 インドネシアでのG20(20ヶ国・地域首脳会合)、タイでのAPEC(アジア太平洋経済協力)が首脳宣言を出し終了した。

 G20、APECの首脳宣言でG7(主要7カ国首脳会議)と違うのは、G7の首脳声明はロシア非難である。

 G20、APECはロシアへの非難もしながら、西側諸国のロシアに対する経済制裁に異論が出たとロシアを支持する側の考えものせる両論併記されている。

 首脳声明をまとめるための優れたバランス感覚が働いている。G20、APECの知恵をG7首脳も頭に入れるべきではないか。

 特にG20は世界経済の85%を占める。そこでの声明は重い。一にも二にも停戦に向け主要国は動いて戴きたいと願ってやまない。

 釧路、根室、十勝、網走地区の後援者が国会研修に来て、昨夜小田原に泊ったので私も参加する。

 40年前からお世話になっている方が大半で、懐かしい昔話に花が咲いた。人間関係の有難さを改めて知った。

 9時半からミニバレー全国フェステバルに足を運ぶ。今や全国的、国際的に普及しているミニバレーの発案者は、北海道帯広市に近い今、宇宙ロケット基地として脚光を浴びている大樹町の小島秀俊さんである。

 神司でありながら大樹町役場職員の時、考えたスポーツである。手軽で健康維持に役立つ身近なスポーツだ。

 小島さんにご挨拶しながら、一般の人の中に優れた知恵のある人がいるものだとつくづく思ったものである。

 

19日のコメント

 松村訓明さん、私の方でお礼申し上げます。

 sugibenさん、時が解決すると思っています。

 チョモ・ラン・マーさん、いつも有難うございます。人生、計算通りにいきません。生かされていることに感謝して頑張ります。

 tokoton山の男さん、見返りを求めない無償の政治、松山千春さんの重い言葉をしっかり胸に刻んで参ります。

 さださん、人間関係は尊いものです。

 しんいちさん、心に触れるコメント、有難うございます。

 

※鈴木宗男・鈴木貴子後援会国会研修ツアーの後援者と