一昨日の夜、葉梨法相が同僚議員のセミナーでの発言が問題となり責任を取って辞任された。

 私なりに今の政治家を見る時、高学歴、偏差値秀才が多い。葉梨大臣も東大を出て、国家公務員上級職という難関を突破して警察庁に入った立派な経歴である。

 私は、政治家は勉強した政治家よりも頭の良い政治家が必要だと常々考えている。

 私の言う頭の良い政治家とは、国民の思いをしっかり受け止め、国民目線で物事を受け止め、合わせて何があってもブレない信念を持って俺が政治家だという矜持を持った人を指す。

 今、スマートで、何かしら似たような雰囲気の政治家が多い。今でも何か起きれば「こんな時、田中角栄ありせば」とよく言われる。

 田中先生は小学校しか出ていないが、国民の心を、思いをしっかり受け止めていたからこそ今も語り継がれる。

 大臣が自らの発言により退場する姿を見る時「俺は俺の考え信念で発言している。それを否定するなら罷免(ひめん)してくれ」というぐらいの態度を示してほしいものである。

 大臣は24時間大臣である。その基本を忘れ、気の緩みからの余計な発言をしてはならないのである。

 将来を期する政治家は、しっかり肝に銘じて歩んで戴きたいものである。

 

10日のコメント

 tokoton山の男さん、そうです。野党が審議拒否する頭づくりが問題です。野党は国会で審議し、そこでアピールすることです。

 しげちゃんさん、ご理解戴き感謝します。今後とも宜しくお願い致します。

 タコ八郎さん、有難うございます。日本維新の会は「身を切る覚悟と決意」で取り組んで参ります。