8日投開票のアメリカ中間選挙結果に世界中が注目している。

結果次第でウクライナ問題も世界経済も大きく動くのではと見る向きは少なくないことだろう。

 アメリカ一極支配、一極集中の時代は終わり、世界が協調しなければ生きていけない状況に変わってきている。

欧米にウエートを置き、シフトする世界情勢ではない。ブリックス(ロシア・中国・インド・ブラジル・南アフリカ)が段々と力を持ち、G7(主要7カ国)、G20(主要20カ国地域)だけで収まる世界の状況ではない。的確に、且つ公正に見ないととんでもないことになる。

 日本の国益の面からも隣国外交をしっかりやらなくてはならない。ロシア・中国は世界の大国である。それに韓国も今や世界をリードする国である。

 日本には「遠くの親戚より近くの他人」ということわざがある。我々個人は隣に変わった人、なんとなく付き合いしたくない人が引っ越しして来たら口も聞かなくてもよいし、挨拶もしないで済む。最悪の時は引っ越しも出来る。しかし国と国は引っ越しが出来ない。折り合いを付けて行くしかないのである。

 政治家の中にはロシアと中国に対し、一方的な頭づくりでものを言う人がいるが、犬の遠吠えに等しい。

しっかり正しい現実を直視し、外交努力を重ねて行くことが国益に繋がることを頭に入れなくてはならない。

 昨夜19時から冨川芽生さんのお通夜がしめやかに行われた。韓国の裵炳洙(ペビヨンス)札幌総領事も参列され、冨川さんご両親にご挨拶されていた。

 13時から告別式が行われ、お通夜に続き遠藤輝宣葬儀委員長の大変心のこもった挨拶、そして喪主であるお父さん歩さんの芽生さんを想う話に、皆涙したものである。

 芽生さんの「日韓の架け橋になる」という気持ちを引き継いで行くことお誓いしたものである。

 

6日のコメント

 ひでおさん、4月1日から25日迄、昭和天皇陛下とヒットラー、ムッソリーニを一緒に扱ったウクライナを私は断固糾弾します。

 junさんの認識を共有します。

 さださん、いずれアメリカもウクライナから距離を取り、段々と手を引いて行くことと思います。

 谷口ダイゴさんのおっしゃる通りです。ウクライナは欧米から武器供与を受けて戦いながら、ロシアがイランのドローンを使うのは怪しからんというウクライナの身勝手な頭づくりはどう考えても筋が通りません。

 天川亘さん、一にも二にも停戦です。