25日、衆議院本会議で安倍元総理の追悼演説を野田佳彦元総理が行ったが、心のこもった、政治家として矜持(きょうじ)溢れる立派な追悼演説だったと私のもとにも多数寄せられた。

こうした場面では、政治家としての器量、度量、人間味があらわれるものであるとつくづく感じながら、平成24年11月14日の党首討論を想い起した次第だ。

あの時、解散していなければ野田政権はもう1年続いた。「たられば」の話ではあるが、政治の世界、一寸した歯車の変化、反動で歴史が創られるものと改めて思ったものである。

北海道では鹿と車の衝突が増えている。26日、釧路管内標茶町で車が鹿とぶつかったことが原因で起きたとみられる事故で2人が死亡し、1人が重体となっている。

 北海道内で今年に入り「9月末現在2231件発生し、過去最多だった昨年を上回るペースとなっている」(北海道新聞28日朝刊29面)と報道されている。

 鹿が増えた背景には行政の不作為が原因と私は思うところがある。30数年前、北海道知事は、鹿の駆除を一部団体の一方的な話を聞いて止めてしまい、それから鹿が増え始めた。

 現在、駆除はされているが、その数は少数である。一部の声に誘導され更に優先した判断が大きな由々(ゆゆ)しき今日(こんにち)の事態を招いている。

 自然の摂理(せつり)を尊重、守りながら共生する現実的対応、判断が必要ではないか。

 

27日のコメント

 松村訓明さん、有難うございます。おっしゃる通りプーチン大統領は9月30日停戦の用意があることを表明しています。ウクライナがしっかり受け止めるべきです。

 あずきさん、いつも有難うございます。子供は宝です。大事に大事に守っていかなくてはなりません。