最近プーチン大統領は、9月21日、9月30日、10月13日と演説し、14日には記者会見と積極的に表に出て発信している。

 このプーチン発言を日本政府はしっかり分析し、先を見据えての外交を考えているだろうか。

 14日、カザフスタン・アスタナでの記者会見で

 

●国防省は、部分的な動員を開始した当初、30万人ではなく、もっと少ない人数を想定していた。
●部分的動員に関する追加的な計画はなく、国防省から新たな提案も受けていない。
●現時点で22万2千人が動員されている。
●3万3千人がすでに部隊に動員され、1万6千人が戦闘任務に就いている。
●部分動員はほぼ終わりに近づき、あと2週間で終了する。
●動員された者は全員、必ず訓練を受ける。
●動員の準備訓練は5~10日間、その後部隊で5~15日間、分隊もしくは配置された部隊で訓練を受ける。
●当面の間、部分的動員の範囲を拡大する必要はない。
●前線は1100kmで、それを縮めることはほとんど不可能で、動員もそれに連動している。
●ロシア安全保障会議に、動員された市民の訓練がどのように行われているかを点検するよう指示する。
                                            

 と述べている。

 ロシアが劣勢とか追い詰められているという情報が、アメリカ、イギリスの情報筋から流れ、日本のメディアはそのまま流しているが、その情報は本当に正しいのかとふと考える。

 プーチン大統領は記者会見の場で述べ、更に質問にも答えている。これは確かな事実である。

 後2カ月もすれば、どこの情報が正しかったか、テレビに出ている軍事評論家、専門家と称する人たちの発言が正確であったかどうか、はっきりすることだろう。

 ウクライナの国防省は「ロシアが持つミサイルの3分の2を使用し、ロシアはミサイル不足」と指摘している。

 ならばウクライナはアメリカからのミサイル供与を止めて停戦すべきではないか。自前で戦えないなら即刻止めるべきである。

 プーチン大統領は「クリミア橋爆破による大規模攻撃は当面行わない」と14日の記者会見で述べている。一つのシグナルではないか。

 兎にも角にも一日も早い停戦を願ってやまない。責任ある地位のある世界の指導者が停戦に向け動くことを期待してやまない。

 14日富山日帰り、15日故郷足寄日帰り、今日は九州宮崎日帰りだった。どこに行っても人間関係の尊さ、有難さを感じる。

 15日足寄に行った時、生まれ故郷足寄町大誉地(およち)に行き、馬頭(ばとう)観音(かんのん)のお参りをした。

 昭和41年拓大に入る時、父は「アオ」の馬を、しかも一番良い馬を売ってお金を工面してくれた。そのアオが家を離れる時、目に一杯の涙をためて(いなな)いたことを想い出す。

 アオのお陰で今日(こんにち)あることに感謝して手を合わせた。

 

15日のコメント

 Takkさん、別の目的はなんでしょうか?教えてください。

 憂国さん、第一次産業農業は国の基です。しっかり政策展開します。

 さださんのご指摘ごもっともと思います。

 あずきさん、感動を与える素晴らしさ、改めて猪木さんを想い出します。私も頑張って参ります。

 しんいちさんのお考え、思い大事だと思います。

 旅するさなかさん、いろいろな考え、あっていいと思います。ロシアが負けるとは私は想像も付きません。