昨日のムネオ日記で、駐日ガルージンロシア大使の講演を紹介し、私の発言をのせたが、一部メディアは私の発言を正確に報道しないで切り取りして配信し、それに反応している人達がいる。ネット社会、困った現象だ。

人それぞれ受け止めはあっていいが、正確に把握してその上でものを言ってもらいたい。

切り取りされた部分だけの話しで、良し悪しを決めつけるのはやめて戴きたい。

報道は真実を、事実のみを知らしめてほしいと願ってやまない。

 アメリカの大富豪イーロン・マスク氏がウクライナ紛争に関し和平案を提案している。

 

1、東部4州のロシア編入の是非を問う住民投票の国連監視下でのやり直し
2、クリミア半島でのロシアの主権承認
3、ウクライナの中立化

 

これに対しロシア国内で反応が出ている。イズヴェスチャ(10月3日)によると

 

国家院(下院)議員は、イーロン・マスクのウクライナ周辺情勢に関する計画は西側諸国を冷静にすると述べた。
 米国の実業家でテスラとスペースXの共同経営者であるイーロン・マスクのウクライナをめぐる紛争解決計画は、欧米社会全体を冷静にするものとなるであろう。10月3日(月)、クリミア地方出身のミハイル・シェレメット国家院議員は、クリミアをロシアの一部として維持し、ドンバス、ヘルソン、ザポロジエ地方で国連の監視下で住民投票を再度実施するというムスクの提案に反応した。
 「マスクは、世界の絵図と展望と現実を見ている進歩的な現代人だ。アメリカのエリートが、ロシアとは何か、世界におけるロシアの役割とは何かを少しずつ理解するようになったのは喜ばしいことだ。シェレメト氏はロシア通信に対し、「マスクの計画は、ロシア恐怖症のプロパガンダと反感に染まっている西側社会にとって、恐ろしいものと見られるだろう」と述べた。
 また、同議員は、この問題で圧力がかかっているにもかかわらず、クリミアをロシア領と認めたマスクの人間的な勇気に謝意を表明した。
 イーロン・マスクはこの日、自身のツイッターで、ドンバスとクリミアの住民がこれらの領土がロシアとウクライナのどちらに属するかを決めるべきかについての世論調査を発表した。その一方で、「全面的な紛争でウクライナが勝利すること可能性はほとんどありえない」とも強調した。

 

 世界中から停戦に向けた動きが出ていることを歓迎したい。日本も乗り遅れてはならないと強調したい。

 

5日のコメント

 吉田稔さん、ロシア軍が戦略的判断として部隊を動かしたことによりの奪還であり、ロシアとウクライナの力量の差は歴然です。ウクライナが停戦に応じないことは不幸な結果に繋がると思います。

 ひでおさん、いつも有難うございます。先の大戦でたしかに日本は独自の闘いをし、全面降伏となりました。半年早く降伏していれば東京大空襲も沖縄戦も広島、長崎に核を落とされることはなかったと思います。日本の悲惨な不幸なことをウクライナにさせてはいけないと思います。停戦に応じることが一番です。

 がっくんさん、デイリーの配信は私の真意を正しく伝えていません。私は歴史の事実に基づき時系列に沿い話をし、その上で一にも二にも停戦だと述べております。歴史を勉強しないでコメントすることは迷惑千万です。

 シマフクロウさん、有難うございます。国家にはそれぞれ名誉と尊厳があります。お互いを尊重しながら未来志向で向き合うべきです。私は日露の為、頑張って参ります。今後とも宜しくお願い致します。

 くるみわり熟女さん、1989年、東西冷戦の終結、1991年のソ連の崩壊、自由と民主のロシア誕生からの流れを見て行くことをお勧めします。

 sugibenさん、ガルージン大使の講演、今の在日ウクライナ大使は私に対しても事実ではないことを言ったりしており?です。

 チョモ・ラン・マーさん、報道は正しく真実のみを知らせてほしいと願ってやみません。

 Ginaさん、タイミングが大事ですね。

 あだちさん、アメリカの武器供与によってでかろうじてウクライナは戦えていると思います。力の差は圧倒的です。

 m.kさん、戦争には双方言い分があります。先の大戦でも日本が戦争を始めましたが、日本にも言い分はありました。どうして今回このようなことになったか歴史を勉強して下さい。あなたが信念があるならば堂々と名前を名乗って言って下さい。私は逃げも隠れもしませんから。

 長頼さん、正しい歴史の事実を勉強して下さい。東西冷戦終結時、ゴルバチョフソ連大統領はワルシャワ条約機構をなくしました。その時、NATOの東方拡大はドイツ統一までとアメリカもドイツも言っているのです。ところがその後、NATOの東方拡大は進んできたのです。ベーカーの本を読むことをお勧めします。

 さださんのおっしゃる通りです。一国家、一国民、一言語の日本は「善・悪」「右・左」「上・下」とわけたがる傾向です。このことが日本のウィークポイントではないでしょうか。

 nikoさん、昔ハワイの動物園の入り口に大きな鏡があって「世界一怖い動物」という看板があり、入園する時、それぞれ自分が映ったそうです。

 kiboukan2002さん、ウクライナ大使はウクライナ大使として自分の頭づくりでものを言っています。どちらが歴史の事実にそっているか比較すると明快です。どうぞアクセスしてみてください。あなたは何を持って「不公平」と言っているのですか?