昨日の故安倍晋三元総理の国葬儀について、やはり菅義偉前総理の心の込もった追悼の辞を全国紙各紙、テレビは扱っている。

 あらためて「人は心、人は情」を教えられた次第である。

 元西鉄ライオンズの名投手、池永正明さんが76歳で亡くなられた。

 私より2歳上の同世代で、下関商業高校のエースとして、1963年春の甲子園優勝、夏は準優勝の立役者だった。

 西鉄に入り、20勝を挙げ新人王、3年目で23勝を挙げ最多勝を獲得した。その2年後、黒い霧事件(八百長)に巻き込まれた。

 池永投手は一貫して否定してきた。刑事事件では不起訴になったが、日本野球機構(NPB)から永久失格処分された。

 松山千春さんが熱心に池永さんの名誉回復に動いていたので、私も内閣官房副長官の時、森喜朗自民党幹事長、高村正彦外相、二階俊博国対委員長はじめ衆参両院議員77人の署名と松山千春さんが集めた2万1千人の署名を当時の川島広守プロ野球コミッショナーに手渡した。

 当時、新聞も関心をもって下さり、各紙扱ってくれた。それから6年後、処分は解除された。

 もっと早く復権出来ていればと池永さんの訃報に接し、一層その思いを強くした。

 同世代のヒーローの旅立ちを、寂しく且つ一抹の無念さを感じながら、心からのご冥福をお祈りしたい。

 当時の新聞記事の一部を掲載します。

 

27日のコメント

 ひでおさん、安倍元総理は歴史に名を残す働きをしたと思います。

 nikoさん、個性ある政治家が少なくなりました。

 しんいちさんの見方通りになるかもしれませんね。

 あずきさん、有難うございます。今となっては6月8日が最後の面会となり、「日ロ関係」についてでした。

 tokoton山の男さん、男の絆、友情は尊く重いとつくづく感じました。

 さださんの仰る通りです。