14時から安倍晋三元総理の国葬が行われた。「安倍総理晴れ」と言って良い秋晴れの武道館で、粛々と厳粛に執り行われた。

 葬儀委員長の岸田総理は追悼の辞の中で、安倍総理との同期当選からの人間関係を語られた。

 衆・参両院議長、最高裁判所長官の型通りの挨拶の後、友人代表として菅義偉前総理が追悼の辞を述べた。

 安倍晋三氏が2回目の総裁選に出るか出ないか逡巡(しゅんじゅん)した時、焼鳥屋で3時間かけて出馬を(うなが)し、安倍さんが出ると決意したことを切々(せつせつ)と話された。多くの人が感動して聞き入っていたことだろう。

菅前総理の追悼の辞が終わった後、会場から自然に拍手が起きた。「言葉は力なり」と改めて想い起こしながら、人間関係の重さ、尊さを知らされた。

 国葬についていろいろなご意見、ご指摘があるが、8年8カ月の総理として最長在任期間、何よりも世界に責任を持つ日本にしたことは、私は最大の貢献と評価したい。

 合わせて今回の国葬は、テロ、暴力は許さない。テロ、暴力に断固毅然と立ち向かうという日本の姿勢を示す意味があると考える。

 民主的手続きの選挙という中で凶弾に倒れたのである。国葬に反対している人達は、そのことを少しは考えてほしいものである。

 

26日のコメント

 チョモ・ラン・マーさんのご指摘を官僚は頭に入れて判断してほしいですね。

 あずきさん、オリジナル、既成、両方使っています。双方面子、言い分があります。だから中に入る人が必要なのです。

 さださん、俺が大相撲を背負って立つという気概が感じられませんね。

 がっくんさん、緊張感のある政治が必要かと思います。