読売新聞1面トップに「日中はいま 国交正常化50年」「緊張緩和へ 腹探る7時間『台湾』水面下の攻防」という見出し記事がある。

 

「7時間にわたる会談は、けん制と懐柔、腹の探り合いが入り交じり、日中関係の複雑さを象徴していた。8月17日、中国・天津のリゾート施設。ひそかに訪れた秋葉剛男国家安全保障局長は、中国外交トップの楊潔篪(よう・けつち)共産党政治局員と向き合った。呼びかけたのは中国側。」

(中略)

「秋葉氏が『沖縄の漁師が活動する海域で非常に危ない』と非難すると、楊氏は『演習の狙いは台湾と米国で日本に向けたものではない』と釈明し、『余計なことは言わないでほしい』と注文もつけた。外務省幹部は『対中で結束する日米台に、くさびを打つ思惑があったのでは』と分析する。さらに、楊氏は『台湾は中国の不可分の領土だ。台湾問題は中日関係の政治的基礎と基本的な信義にかかわる』と語気を強めた」

(中略)

「楊氏は会談で、安倍晋三・元首相を日中関係に『貢献した』と持ち上げ、安倍氏の国葬への台湾の対応にも関心を示した。台湾高官が参列し、各国に準ずる扱いを受けることは許容できないからだ。中国が全国政治協商会議の万鋼副主席の派遣を日本に正式に伝えたのは22日。台湾が高官以外の派遣を表明した後だった。秋葉、楊両氏の会談は『真剣に言うべきことを言い合い建設的だった』(関係者)。ペロシ氏の訪台を巡る非難合戦の余波で日中外相会談がキャンセルされた直後だったが、緊張ばかりが目立つ日中関係を地ならしする機会となった」

 

 秋葉国家安全保障局長は前外務次官である。考えられた国連総会での日中外相会談は出来なかった。

 このことからしても秋葉氏が、楊潔篪(ようけつち)共産党政治局員との会談は大きな意味を持つことになった。

 秋葉剛男安保局長の果たす役割はますます(じゅう)()つ大となる。国益のため一層のご奮闘を期待したい。

 大相撲秋場所は、平幕玉鷲関が2度目の優勝を飾った。37歳10カ月での優勝は、昭和以降最年長とのことである。何より初土俵から連続出場していることは凄い事である。

前回の優勝は3年半前であり、直向きな稽古と努力の賜物だろう。若い力士の一番の手本ではないか。40歳まで力士生活を送ってほしいものである。

 国技大相撲のお手本ともいえる玉鷲関の一層の活躍を期待したい。

 プロ野球セ・リーグはヤクルトが2連覇を果たした。パ・リーグは混戦状態だが、終盤戦、どんなドラマが展開されるのか待ちたい。

 

25日のコメント

 ネジさん、21日のプーチン演説を読んでください。ウクライナはアメリカ武器供与で戦っているようなものです。アフガン、ベトナムとは事情が全く違います。

 しんいちさん、札幌大地塾ご参加戴き、感謝します。山崎泉、小林さとる両氏を宜しくお願いします。

 チョモ・ラン・マーさんの言う通りです。今津市長の今後の対応に期待しています。

 さださん、教育者として人間性が欠如したまさに組合の頭づくりの姿勢に怒りを覚えます。

 あずきさん、いつも有難うございます。緑はシンボルカラーです。緑は平和と健康の色です。

 松村訓明さん、それぞれ世界でたった一つの命です。その命を守れなかった教師はじめ大人の責任は重大です。真相解明に今津市長に期待しています。

 tokoton山の男さん、報告書、黒塗り状態とのこと、驚きました。担任、教頭、校長の発言、姿勢、常識では考えられないことでした。現場の無責任さに腹立たしく思います。今津市長にはしっかり結果を出してもらいたいです。

 ひでおさん、昨日の蝦夷富士羊蹄山、ニセコアンヌプリ比羅夫岳、見事に偉容を誇っていました。神々しく見えました。どうぞお身体お大事に日々お送りください。「何があっても諦めない。生きていれば良いことがある」と私は言い聞かせ生きてきました。頑張りましょう。