5日お亡くなりになられた元内閣官房副長官であった古川貞二郎さんに対し、全国紙はこぞって高く評価し「評伝」を出している。古川さんの人柄がにじみ出るものが多い。

村山、橋本、小渕、森、小泉各総理に仕え、8年7カ月の長きに渡り官僚事務方のトップに居た。

 私も小渕内閣の時、一緒に副長官として仕事をしたが、誠心誠意の姿に教えられること大であった。

 奥様の内助の功も高く評価したい。まさに夫婦力を合わせての任務遂行と私は見ていた。

 私が中川一郎先生の秘書時代、中川先生が厚生省の抱える年金、社会保障等、勉強することとなり、古川さんがレクチャーしてくれた。

 その時「鈴木さん、中川先生もいよいよ上を目指し動き始めましたね」と言われたことを想い出す。

 数々のご厚情に心から感謝し、ご冥福をお祈りしたい。

 知床沖で沈没し、3人の遺体が国後島側で見つかり、その遺体の引き取りに時間がかかったが、明日サハリンに海上保安庁の巡視船が引き取りに向かうことになった。

 時間がかかり、ご遺族の皆様のお気持ちを考える時、申し訳ない思いである。

 日露関係が良好であればこんなにも時間がかからなかったのではないかと思いながら、外交は積み重ねであり、信頼関係だと改めてつくづく思ったものである。

 

7日のコメント

 ひでおさんの考える通りです。

 tokoton山の男さん、外交には相手があります。どう折り合いを付けるかです。先を見据えた知恵のある外交をしてほしいものです。

 あずきさん、対露外交、今の状態にガッカリです。保育園バスの点検、おっしゃる通りです。

 さださん、同感です。政治のリーダーシップがないと思います。

 がっくんさん、隣国とは仲良くするしかありません。

 Sugibenさん、外交は積み重ねで、基本が大事です。

 憂国さん、そうですね。GNN(義理・人情・浪花節)が今こそ必要です。

 チョモ・ラン・マーさん、明日、遺体の引き渡しが行われることで日露両国で合意しています。