朝日新聞朝刊4面に「茂木氏『過激団体と共産党の関係言われてきた』討論番組で発言 共産『事実無根』」という見出しの囲み記事がある。

 正確を期すために全文紹介したい。

「自民党の茂木敏充幹事長は4日のNHK討論番組で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題に関連し、霊感商法の被害防止策や救済策についての議論のなかで、共産党について『左翼的な過激団体と共産党の関係、ずっと言われてきた』と発言した。これに共産党の小池晃書記局長が『全く事実無根』と、同番組内で発言撤回を求める場面があった。茂木氏は発言で、霊感商法被害の防止・救済に関連し『(現行法で)足りないということであれば、どんな措置を取るのかを考えなくてはいけない。これは旧統一教会の問題だけではなくて社会的に問題のある団体すべてについて考えていかなくてはならない』と指摘し、『左翼的な過激団体と共産党の関係、ずっと言われてきた。そこについて全く調べないというのも問題だ』と言及した。

 小池氏は5日の記者会見で『事実無根のフェイク発言。改めて撤回を求めたい』と批判。茂木氏の発言が、旧統一教会と自民党との接点を巡る質疑の中で出てきたとして『でたらめなことしか言えないぐらい(自民党が)追い詰められているということを示すものではないか』と指摘した。」

 茂木氏の指摘は正しい。4日のムネオ日記でも触れたが、日本共産党は破壊活動防止法に基づく調査対象団体である。

 私の質問主意書に対し、閣議決定の答弁書では、「日本共産党は破壊活動防止法(昭和27年法律第240号)に基づく調査対象団体であり、また、同党は、日本国内において同法第4条第一項に規定する暴力主義的破壊活動を行った疑いがあり、同党のいわゆる『敵の出方論』に立った暴力革命の方針に変更はないものと認識しており、この認識については、従来から変わりはない。」となっている。

 茂木幹事長は正しい認識をもって対処していることを国民等しく理解しなくてはならない。

 

5日のコメント

 がっくんさん、人間社会「情」がなくなれば終わりです。お互い支え合う社会にすべく頑張ります。

 憂国さん、エネルギーの恩恵を受けながら、否定する学者の姿勢に唖然とします。

 チョモ・ラン・マーさん、ちょっとした優しさ、慈しみ、愛情、心が今求められています。

 さださん、一緒に声を出していきましょう。宜しくお願いします。

 あずきさん、有難うございます。私自身、まだまだ至りませんが自分の責任を果たすべく努力して参ります。

 しんいちさん、間違った権力の行使、乱用はあってはなりません。検察官のストーリー、シナリオに沿った事件づくりは公平ではありません。