安倍元総理が銃撃され亡くなった事件で警察庁は、奈良県警の現場対応や警護計画に問題があり、適切な対応があれば、阻止出来た可能性が高いとする報告書を昨日出している。

 中村警察庁長官、鬼塚奈良県警本部長が責任を取り、辞意表明している。素人目に見ても後ろ側の警備に隙があったことは、はっきりしている。

 まさか山上なる者が安倍総理を狙うということは、まさに想像すらしなかったことだろう。

 安倍総理は、あの日(7月8日)長野県の自民党候補者の応援にいく予定だったが、前日になって、急遽日程が変更された。

 この日程変更が結果的に(あだ)となってしまった。警備が十分でなかったといって責任を取らせるなら、日程変更した者の責任も問われて当然ではないか。

 急な日程変更に奈良県警だって、戸惑ったのではと思料する次第だ。

 警察庁長官、奈良県警本部長に責任を押し付けるなら、当時の国家公安委員長も責任を担うべきではないか。もう辞めたからいいという話で済ませることではない。

 組織のトップの責任はあって然るべきと私は考える。あらためて安倍元総理を失ったことは国益の観点から、とてつもなく大きな損失だったと残念至極である。

 午前中、札幌市内廻りをする。13時から「2022北方領土返還要求北海道・東北国民大会」に出席。毎年恒例の行事だが、挨拶を聞いていても今年は何かしら伝わるものがなかったと感じた。元島民の皆さん方に申し訳ない思いである。

 夕方、千歳空港から稚内空港に飛び、稚内市内挨拶廻りをする。

 

25日のコメント

 がっくんさん、「親思う心に勝る親心」という言葉がありますが、母親の愛情は空よりも高く海よりも深いと思います。私も両親に感謝して職責を全うすべく、頑張って参ります。

 しんいちさん、エネルギーのベストミックスを考えていかなくてはなりません。東日本大震災で、原発は危ないと日本中が大騒ぎしたのは、何だったのでしょうか。

 Sugibenさん、いつもありがとうございます。

 さださん、母親の存在は特別なものがあります。私も大学2年の時、父が亡くなり、母親は着物を質屋に入れながら、仕送りしてくれました。今も亡き両親に感謝で一杯です。