ウクライナ問題が今日で半年となった。あらためて何故こういうことになったのか冷静に考え、一日も早く停戦にもっていかなくてはならない。

 民主主義は、約束を守ることである。2014年9月のミンスク合意Ⅰ、2015年2月のミンスク合意Ⅱで、ロシア、ウクライナ、欧州安全保障協力機構(OSCE)とフランス、ドイツが仲に入り、一つの合意が出来た。

 これを守っていくのが、関係国の責任である。これを否定したのは誰か。昨年10月23日、自爆ドローンをロシア人が住む地域に飛ばし、挑発したのは誰か。自国民を守るためにロシアが兵を動かすと「攻めるぞ、攻めてくるぞ」とアメリカは挑発した。

 そして、2月19日ミュンヘンでの安全保障会議で、1994年のブタベスト覚書の再協議を要求した。

 ブタベスト覚書の再協議を言ったことが、ロシア側を強く刺激し、2月24日の事態となったのではないか。

 こうした事実を踏まえる時、一方的にどちらが正しい、悪いという短絡的な議論にはならない。

 戦争、紛争には相方言い分がある。先の大戦でも日本が攻めていったが、日本は日本の言い分があったのではないか。

 兎にも角にも一日も早い停戦に向け、国際社会、G7、G20が協力すべきです。このことを私は半年間訴えてきた。これからも訴えていく。

 朝から帯広市内廻りをする。今日の帯広は夏日で、東京並みの暑さであるが、心地よい風が吹き、爽やかだった。

 自然は公平に陽を照らしてくれると感謝しての一日だった。

 

23日のコメント

 Nikoさんの思いと一緒です。

 あずきさん、今日も素晴らしい胸に沁みる俳句です。

 がっくんさん、有難うございます。

 しんいちさん、イラン、リビア、ユーゴ、アフガニスタン、アメリカの一方的な判断での戦争でした。湾岸戦争の時、アメリカは独自の判断で国際法違反でした。

 Ginaさん、そうです。先を見る事が大事です。

 はな子さん、ウクライナは欧米からの武器供与で戦っています。米国、英国が武器供与を止めるのが先ではないでしょうか。

 さださん、そうです。停戦に向け日本が動くべきです。