昨日、広島に原爆が投下されてから77年、今年も広島平和記念公園で「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」が行われた。

 岸田総理は「核兵器のない世界への機運が後退していると言われる今こそ、惨禍を繰り返してはならないと世界に訴える」と挨拶している。

 来年5月には広島でG7(先進7カ国首脳会議)サミットが開かれる。被爆地広島からどんなサミット宣言が出されるのか注目したい。

 まさに岸田総理の出番である。10カ月後の歴史的声明を期待したい。

 昨日も触れたが、神奈川県厚木市で母親が身勝手な行動で車内に2人の子供を残し、熱中症で死亡したことに触れたが、駆け付けた消防隊員によるとこの2人の体温は40度を超えており、隊員によると「2人の体はこれまで触ったことがないほど熱くなっていた」と話している。

 母親とは思えない行動に対し改めて怒りを覚える。この母親を車に閉じ込めて、同じことをしてやりたいとの思いに駆られる。

 児童虐待が頻繁に起きており、社会問題として政治の場でしっかり取り組まなくてはと考える次第だ。

 11時から根室市で毎年行われている「北方領土返還要求根室市民大会」に出席し挨拶をする。

亡き安倍元総理が日露に懸けた思いを最初に話し「現在の日露関係はこれまでにない最悪の状態である。戦争には相方言い分がある。かつて日本が戦争を始めたが、日本には日本の言い分はあった。これはロシア、ウクライナも同じである。力による国家主権侵害、領土拡大は認められない。その上で何故このような事態になったかよく検証もせず『こっちが悪い、こっちが可哀想だ』の入り口論が今尚続いている。北方領土が解決し、平和条約が締結していれば、ロシアに対し非難したり制裁してもよい。それで日露関係が良くなることはない。歴史を見ても終わらない戦争はない。必ず終わる。出口論を考えるのが政治家の使命ではないか。私は一にも二にも停戦を訴えている。停戦に向け、日本が大きな役割を果たしてほしいと願ってやまない」と述べさせて戴いた。

 根室から中標津空港に向かい千歳に飛び、千歳から稚内に行く。

 長年大変お世話になり、水産の仕事で釧路の金井水産さんとも縁がある黒川謙一さんのお通夜の儀にお参りさせて戴く。

 今日は、日本の一番東の中標津空港から、日本で一番北の稚内空港を使い、夜は列車で札幌に出る予定である。北海道は広いと改めて感じた。

 

6日のコメント

 チョモ・ラン・マーさん、私もこの母親に怒りがとまりません。

 ひでおさんも色々な人生経験をしているのですね。

 さださんのおっしゃる通りです。

 松村訓明さん、私の決意と覚悟を理解戴き、有難うございます。

 tokoton山の男さん、チェ・ゲバラのエピソード、胸に沁みます。ガルージン大使も同じ思いだったかもしれませんね。


※ 北方領土返還要求根室市民大会