米国のペロシ下院議長が昨日、訪問先の台湾で(さい)英文(えいぶん)総統と会談している。全国紙の扱いに注目した。

 読売新聞は1面トップで「米台の団結を強調 下院議長、蔡英文総統と会談 中国、射撃訓練の構え」

 朝日新聞も同じく「『米国は台湾見捨てない』ペロシ氏、蔡総統と会談 中国、対抗措置続々 軍事演習・経済制裁・台湾人拘留も」

 日本経済新聞も同じく「米下院議長『米台は団結』25年ぶり訪台 蔡総統と会談 中国、島囲み軍事演習」

 産経新聞も同じく「米下院議長 蔡総統と会談『台湾支持』改めて協調 中国反発『主権侵犯』中国 台湾周辺で演習 戦闘機22機、中間線越える 米も空母展開 米 中国の脅し屈せず」

 毎日新聞は1面の中ほどに「『米台の団結重要』米議長訪台 総統と会談 中国猛反発」

 東京新聞は2面トップで「蔡総統と会談、団結誇示 ペロシ米下院議長訪台『民主主義の防衛線守る』」と出ている。

 ペロシ議長は1991年、中国で民主化運動が起きた1989年武力で押さえつけられ、天安門事件となった現場を若手議員と訪れた際、英語と中国語で書かれた横断幕を持って民主化運動で亡くなった人を悼み、共産党政権を批判したことがある。

政治家として長年に渡り一貫した筋を通す姿勢、自分の主義主張をはっきりさせる、まさに模範である。

 今回のペロシ議長訪台についてさまざまな意見、声があるが、政治家にとって最も大事なことは信念を持って一つの仕事に取組み貫くことである。

その意味で誰が何と言おうと信念のある政治家として評価したい。

 

 

3日のコメント

 ひでおさん、歴史考察に敬意を表します。台湾は昨年のGDP(国内総生産)でも世界22位です。九州と同じ面積でありながら確固たる実績を示し世界の先進国です。

 しんいちさん、汚染水が科学的に問題があるかないか、自然界に及ぼす影響は等々、重層的に考えてのことと思いますが、説明責任をようしてほしいものです。

 さださん、多くの人がそう思っていることでしょう。

 チョモ・ラン・マーさん、台湾の存在は世界の中で無視できないと思います。