安倍元総理が、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)へ恨みをもっていた男に殺害されたことに端を発し、政治家と旧統一教会との関係が連日報道されている。

 宗教団体は信仰を目的として布教活動等行っている。しかし、過去の歴史を見ても分かる通り、存在感、影響力を持つために時の権力との接触、連携等、さまざまあった。現代でも目的達成のため、いろいろ考え行動していることだろう。

 政治家の場合、「応援します」「協力させて戴きます」と言ってこられると、その善意に心惹かれてしまう。

 私は、そうした申し出を受けた時、一呼吸入れて、よく話を聞いて私なりの頭づくりで判断することにしている。

 私は人を見て最初から「善い人」「悪い人」とは決めつけない、どちらかというと「人には会ってみろ、添うて見よ」との感覚で、話しを聞いてから、これは危ない、これには乗らないようにしようと判断する。

 旧統一教会に選挙応援してもらった、協力の申し出があったので受けてしまったという人も選挙という民主的手続きの中で当選することが先決なので、有難く受けてしまった人が多いのではないか。

 中川一郎先生の秘書時代、勝共連合、世界日報の人がよく中川一郎先生のところにこられていた。私は親切に対応したが、中川一郎先生亡きあと、それらの人は中川昭一さんの方に行き、縁がなくなった。

 今回、安倍元総理の事件で、連日、旧統一教会の名前が出てきて、人生何が起きるかわからないものだとつくづく思いながら、天国と地獄を経験した私だが、あらためて巡り合わせ、予期せぬことがあるものだと感じた次第である。

 昨日、厚生労働省は令和3年の日本人の平均寿命を女性が87.57歳、男性が81.47歳で男女とも前年を下回り、女性で0.14歳、男性で0.09歳短くなったと発表している。

 下回ったのは、平成23年以来だそうだが、それでも女性は世界一、男性はスイス85.9歳、ノルウェー81.59歳に続き3位である。

 平均寿命を縮めたのは、コロナ感染症の影響と分析されており、収まれば従前の流れになるものだと受け止めている。

 朝の便で帯広に行き、私が組合長をしている十勝軽種馬農業協同組合とJRA(日本中央競馬会)、JBBA(日本軽種馬協会)との生産地懇談会に出席する。その後、列車で札幌に出て、15時から日本維新の会臨時党大会に札幌からリモート参加し、代表選挙等の決定が行われた。

 時代の流れとはいえ、リモートだと何か事務的で伝わるものがない感じがした。政治家は人様の心を戴いて、名前を書いてもらう手続きの上で立場を戴く。対面の重みをつくづく感じた次第である。

 

7月29日のコメント

 kiboukan2002さん、状況次第ですが停戦する時は、中に入る国があり、新たな交渉がなされるので、敗戦国という位置づけはありません。

 sugibenさんの仰るとおりです。

 ひでおさん、合格良かったですね。資格を活かして新しい人生を拓いて下さい。あわせてリハビリ、治療頑張って下さい。

 さださんの見立て当たっております。落差を感じます。

 しんいちさん、その通りです。今はただ安らかなるお眠りを念じるのみです。

 

※生産地懇談会