知床半島沖で、観光船KAZU―Ⅰ(カズワン)が沈没し、26人が犠牲になった大惨事から3か月が経った。14人の死亡が確認され、12人が未だ行方不明である。

 犠牲になられたご遺族、ご家族関係者の皆さんの心中を察する時、胸が痛む。

 悪天候が予想され、漁船も漁を見合わせ、同業者も休む事を決めたのに、なぜKAZU-Ⅰだけが出航したのか。素人目(しろうとめ)にしても首を傾げざるを得ない。

 北海道新聞朝刊35面に半ページ近いスペースを使い「高波『どんなに怖かったか』息子のリュック抱き『捜索続けて』知床事故3か月」という見出し記事に目が留まる。

 息子と母親が行方不明になっている男性の思いが書かれている。子どものリュックサックが見つかり、リュックには家の鍵を付けるよう3月に贈ったばかりのキーホルダーや電車が描かれた小銭入れがあったという。

 水は苦手で、シャワーも「ドキドキする」と言っており、乗り物の揺れも嫌いでメリーゴーランドに乗って泣いたこともあったそうだ。高波に「どんなに怖かっただろう」と想像すると胸が張り裂けそうになると書かれている。何とも辛い、(むご)い出来事に言葉もない。

 水野薫さんの署名記事だが、水野さんは北方四島引揚者の家族であり、2人の遺体が国後島で発見されており、水野さんも様々な思いが去来しての取材ではなかったかと私なりに受け止めた次第だ。

 行方不明者の一日も早い発見を願ってやまない。

 昨夕、釧路に行き、大変お世話になっている株式会社釧路厚生社さんの創立50周年記念式典・祝賀会に、鈴木貴子代議士と一緒に出席する。社員の皆さんも出席しての盛大な催しで、中山勝範会長さんの人を大事にする姿勢が表れていた。益々のご発展を祈念したい。

 「釧路空港が悪天候の為、飛行機が到着しない可能性がある」と前夜、航空会社から連絡があったので、念の為、朝5時に起きて6時に出発し、車で大空町に向かう。

 朝8時50分、女満別空港から千歳に飛び、渡島管内八雲町に行き、航空自衛隊八雲分屯基地45周年記念行事に出席し、激励する。

 久しぶりの渡島管内なので、式典の前に八雲後援会会合、終了後、長万部町に行き、後援会懇談会を行う。

 コロナの影響で3年ぶりの顔合わせで、皆さん喜んで下さり何よりだった。

 

22日のコメント

 チョモ・ラン・マーさんのおっしゃる通りです。もっと人としての心をもってほしいものです。

 sugibenさん、安心感を与える環境、雰囲気が今、必要だと思います。

 tokoton山の男さん、安倍元総理の功績を称え国葬にしたのですから、外交関係のある国は平等に扱うのが礼儀だと思います。

 憂国さん、ありがとうございます。鈴木貴子を宜しくお願い致します。

 さださん、武器供与、資金援助をすれば長引くだけです。1にも2にも停戦です。

 

※株式会社釧路厚生社創立50周年記念式典・祝賀会

※釧路厚生社中山勝範会長(中央)、鈴木貴子代議士と

※八雲後援会会合

※八雲町、伊勢屋

※航空自衛隊八雲分屯基地創立45周年記念行事

※長万部後援会懇談会