午後1時から参議院予算委員会で質問に立つ。知床観光船KAZUⅠ沈没について斉藤国交大臣に、そして関連して携帯電話が繋がらない地域なので事業者に早急にアンテナ設置をするよう金子総務大臣に(ただ)し、速やかに対処する旨の答弁を戴く。

 8月末にアフリカチュニジアで開かれるTICAD8への期待、日本が国際社会の中で名誉ある地位を戴くには、アフリカ諸国の協力、支持なくしてあり得ないと鈴木貴子外務副大臣の認識を聞き、林外務大臣にもTICAD8の準備等を訪ねた。

 ウクライナ問題について岸田総理に、一にも二にも停戦すべきであり、武器供与、資金援助、経済制裁、人的制裁をしても戦争は終わらない。

 先の大戦で日本が半年早く和平に応じ、降伏していれば東京大空襲も沖縄戦も、広島、長崎に核が落とされることはなかったのではと、ここは停戦に向け、岸田総理がウクライナゼレンスキー大統領に、そしてロシアに強く呼びかけるべきではないかと質した。

 松野官房長官にアイヌ新法が出来て3年、アイヌ施策、予算措置を尋ね、エカシ(長老)、フチ(祖母)が生きている間に喜んでもらえる政策展開をお願いした。

 萩生田経産大臣に、EUはロシア産原油の禁輸で合意したが、サハリンⅡの権益は守られるのかと質したところ、しっかり守っていくとの答えであった。

 参議院の予算委員会は、片道方式といって私が質問できる時間は10分間、答弁者の時間はカウントされない仕組みである。10分間、有効に使うしかない。

限られた時間で鈴木貴子副大臣と質疑が出来たことは有難い限りであった。

親娘(おやこ)の質問、答弁は初めてではないかと多くの議員から言われた。そう言われれば初めてのケースかと思いながら、各党議員から「娘さんの方が堂々としていた」と冷やかされた。しっかり将来に向け、努力、精進してほしいものである。

 

 

30日のコメント

tokoton山の男さん、知床の観光船沈没は、地域経済に大きな影響を与えています。風評被害はあってはなりません。

 さださん、予算の原資は国民の税金ですから、しっかりチェックするのが国会の役割です。

 

※参議院予算委員会での質疑

※岸田文雄内閣総理大臣

※斉藤鉄夫国土交通大臣

※金子恭之総務大臣

※林芳正外務大臣

※鈴木貴子外務副大臣

※松野博一内閣官房長官

※萩生田光一経済産業大臣