昨日行われた「クワッド」(米国・日本・インド・オーストラリア)での共同声明で、ロシアに対する非難は入っていなかった「侵略」は「紛争」にかわり「ロシア」という表現はなかった。

 インドはロシアと歴史的に結び付きが強く、インドをクワッドの枠組みにおくための配慮と受け止めて良いだろう。

 クワッドについて日本政府は「日米豪印は、基本的価値を共有し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の強化にコミット『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向け、ワクチン、インフラ、気候変動、重要・新興技術などの幅広い分野で実践的な協力を進めてきており、4カ国の間では地域に前向きな形で貢献して行くことの重要性で一致している」と外務省のHPに載っている。

それならばウクライナへのロシアの行動についてクワッドとしての表明を出すのは当然であった。それがインドの立場、存在で「ロシア」という表現がなかったことをいかほどの政治家が理解しているのかとつくづく考えたものである。

 16時から今月の東京大地塾。「ウクライナ問題」について佐藤優さんから直近の情勢、現状をお話し戴き、質疑応答した。

 YouTubeでも流れると思うが、佐藤さん流の分析、解説に納得した人は多かったことと思う。

 来月は参議院選挙日程の関係で、6月15日第三水曜日に行いますので、ご出席宜しくお願い致します。

 

24日のコメント

 くるみわり熟女さんのおっしゃる通りです。評論家的発言にはヘキヘキしています。

 しんいちさん、人生厳しい、辛い時に人の性格、人間味がよくわかります。

 さださん、自然を甘く軽く見てはいけないとつくづく思いました。

 tokoton山の男さん、言う通りです。もう少しプロとしての仕事を期待したいです。

 チョモ・ラン・マーさん、有難うございます。しっかり頑張ります。


※東京大地塾