今日、北海道は大雪の予報で、釧路、帯広、女満別便は昨日のうちに全便欠航が決まったので、昨夜のうちに北海道に入った。

 10時から根室管内標津町で大変お世話になっている松下巌さんのお母さんの告別式に参列する。

 大正12年生まれの100歳、お子さん方を立派に育て上げられ、酪農のメッカ根釧(こんせん)でもモデル的営農をしており、まさにその(いしずえ)を築かれた方である。

 40年前の最初の選挙から大変お世話になり、懐かしい方々に久し振りにお会いし有難い限りだった。

 13時から釧路で私の初代後援会長、故石田栄一さんが作られた「釧根郷土芸能振興基金活動助成金贈呈式」に出席し挨拶する。

 今や全国的にその名を知らしめている「蝦夷太鼓」を立ち上げ、郷土文化の振興に務められた石田栄一さんで、今息子さんである博司さんがしっかり跡を継いでいる。

 「基金」設立に私が関わった縁でご案内戴いているが、改めて地方にしっかりした、立派な人が居たものだとつくづく思った次第である。

 雪の中、車で釧路から美唄市に向かい、18時から美唄市の私の後援会長の田中俊義さんのお母さんのお通夜に参式。老衰とのことだが、田中さんのお母さんも97歳、心からのお参りをする。

 心配した天気だったが、何とか予定通り日程をこなすことが出来た。告別式、お通夜はまさに最後の別れである。私は日程が許す限りお参りをすることにしており、これが鈴木宗男の生き様である。

 北海道では22日、まん延防止等重点措置が解除されるので、観光等経済の活性化に期待が寄せられている。特にこれから北海道の季節、シーズンになるので期待が大きい。三密を十分考えながら対応してほしいものだ。

 ウクライナ問題、早く停戦協議をまとめてほしい。それぞれ立場があり、言い分があることは判るが、ここは話し合いが一番である。

 素人考えだが私は、ロシア側はゼレンスキー大統領の立場を担保し、非軍事化を取り下げ、ウクライナ側はミンスク合意を破棄したことを謝罪し、NATO加盟を取り下げていけば話が進むのではないか。その上で不戦協定へと繋げるよう、日本政府は働きかけるべきではないか。

簡単ではないことは十分理解するが、一日も早い停戦実現が急務である。

 紛争ではお年寄り、とりわけ女性、子供が犠牲になる。

 欧米の首脳はロシアの批判をするが、それで解決出来ることではない。相手の批判よりも何より話し合いであることをそれぞれプレイヤーは考えてほしい。

 命の重みを皆で考えれば、必ず解決できると思うものである。

 読者の皆さんはいかがお考えであろうか。


※ 令和3年度(第30回)一般財団法人釧根郷土芸能振興基金活動助成金贈呈式