2030年冬季五輪・パラリンピックを札幌に誘致を目指す札幌市が、市民、道民に意向調査を行ったところ賛成が多かったと公表している。

 昨年の東京五輪・パラリンピック、今年の北京冬季五輪・パラリンピックの効果、影響もあると思うが予想された結果である。

 夏・冬のオリンピック・パラリンピックで、アスリートの一挙手一投足に感動、感激、夢、希望、さまざま教えられることがあった。

 札幌は昭和47年冬季オリンピックが行われ、私はスピードスケート500メートルを観戦した。

 第一人者の鈴木恵一選手がいつもの滑りではなく、今回の北京の小平選手と似たような流れの中でメダルが期待された肥田隆行選手が、第四コーナーでふら付いてしまい、メダルを逃してしまった。あの時「アー」という観客席からの悲鳴にも似た声、光景が今も目に、耳に残っている。

 平和の祭典オリンピック・パラリンピックである。8年後、札幌で開催されることを私は願ってやまない。

 札幌が、北海道が世界に更に大きく飛躍できる大きなイベントであり、道民の一人として招致活動に協力して参りたい。