ウクライナ問題で避難だ、退避だと緊張感をあおる話が先行しているが、アメリカもイギリスも正しい根拠のある情報を持っているのだろうか。
昨年8月14日、アメリカバイデン大統領は「アフガン政府軍は20万人、タリバンは7万人、負けるはずがない」と述べたが、なんと3日後にカブールはタリバンに制圧された。
この時の例からしてウクライナについてもインテリジェンスの情報について疑問が頭を過る。
昨日プーチン大統領は、ラブロフ外務大臣との会談で、話し合いを継続することを世界に表明した。公に情報開示する中での表明である。
アメリカ、イギリスは密室での何かしら自分たちに都合の良い情報を流しているような気がしてならない。
兎にも角にも誰も紛争を望んでいない。
プーチン大統領は冷静だ。挑発してきたのはゼレンスキー、ウクライナであり、イギリス、アメリカがネジを巻いているような気がしてならないと考えるのは穿った見方だろうか。自制と対話を待ちたい。
昨日の読売新聞夕刊13面に「小平17位 ライバルの涙 解説席で李相花さん」という見出しの囲み記事がある。
李さんは3連覇をめざし、地元平昌大会に出たが小平選手に負けた。あの時、小平さんと李さんは抱き合ってお互いを称え合った。
その李さんが小平選手の姿に涙したことを有難く、嬉しく何とも言いようのない感動を覚えた。
今、日韓関係は戦後最悪の状態といわれているが、この2人の友情、人間関係に日韓両国政府は学ぶべきではないか。
金メダルが期待された女子パシュート、日本は銀メダルだった。最後のコーナーを出たところで一人が転倒してしまったが、見事な銀メダル獲得だった。
勝負の世界はもとより、人生、何があるのかわからないものであることをテレビを見ながら私に置き換えたものである。