テレビは昨夜から今朝、小林陵侑選手の金メダル獲得一色と言ってよい報道ぶりである。

 新聞も読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞は1面トップ、日本経済新聞、東京新聞も1面で扱っている。

 オリンピックでの金メダルの重み、価値が十分すぎるほど伝わってくる。

 小林選手を二人三脚で指導した「レジェンド」葛西紀明監督兼選手の存在も大きかったことだろう。

 しかし、一にも二にも小林選手の頑張り、努力での栄光であり、翩翻(へんぽん)(ひるがえ)る日の丸に感激した次第だ。これからの日本選手の大活躍を待ちたい。

 今日は北方領土の日である。東京では無観客でオンラインだった。

 予算委員会の合間を縫って岸田総理、林外務大臣が挨拶された。お二人とも「2018年シンガポールでのやり取りを含め、これまでの諸合意を踏まえ」平和条約交渉を進めていくとの趣旨の挨拶だった。

 安倍元総理は、さまざまな諸合意をもとに2018年シンガポールでカードを切った。

 「これまでの諸合意を踏まえ、2018年シンガポールでの日露首脳会談合意をもとに平和条約交渉を力強く進めて参ります」が正確な表現ではないか。

 「鈴木さん、日露関係を進めたくない(やから)がいるのです。それも中にいるのです」と教えてくれる高名(こうみょう)な方の話に、なるほどと思った次第だ。しっかり胸に秘めて参りたい。

 外交には相手がある。国境画定いわんや平和条約締結は、トップリーダーである内閣総理大臣の決意と覚悟無くして結果は出ない。

 岸田総理、林外相のコンビで歴史をつくって戴きたいと願ってやまない。

 元島民も間もなく平均年齢87歳になる。人生限られていることを考えて戴きたいものである。

 

※令和4年北方領土返還要求全国大会

※黙祷

※日本維新の会を代表して出席

※岸田文雄総理

※林芳正外務大臣

※西銘恒三郎北方担当大臣

※根室市より、石垣雅敏市長のメッセージ