米軍普天間飛行場の移設先となる沖縄県名護市市長選挙は、自民・公明両党推薦の現職渡具知武豊氏が再選された。

 立民・共産・れいわ・社民・沖縄社大各党推薦の候補に、5千票以上の差を付けての圧勝である。

この結果は、9月に行われるであろう沖縄知事選挙に一定の影響を与えることになる。

 名護市長選挙で自公推薦候補が再選されたことを機に、沖縄県と名護市が、胸襟を開いて話し合うべきではないか。

沖縄県は移設反対、名護市は容認という今の流れから沖縄の将来を踏まえた議論をしてほしいものだ。

 民主主義は議論に議論を重ね、そこで得た結論はお互い守ることが大原則である。

 沖縄の将来を考える時、玉城デニー知事と渡具知武豊市長の英断を期待してやまない。

 昨年の衆院選挙で落選した立憲民主党の辻元清美氏が参院比例区に出ると報道されている。

 辻元氏は、2002年(平成14年)3月28日、秘書給与1840万円を詐欺したことが明らかになり議員辞職した。

 国会における予算質疑は、国民の汗と涙の結晶である税金の使い道を議論する場である。

 詐欺をしている最中にも関わらず、2002年(平成14年)3月11日の予算委員会証人喚問の際、私に「あなたは疑惑の総合デパート、いや総合商社」と言い放った。

 メディアは辻元ジャンヌダルク扱いで、私は悪代官となってしまった。

 私はやましいことはしていないので議員辞職勧告決議案が可決されても議員辞職はしなかった。

 辻元氏は2004年(平成16年)7月、参院選挙で大阪選挙区から出て落選。

2005年(平成17年)9月、衆院選挙大阪10区で社民党から出馬し、小選挙区では落選したが比例1位で復活当選している。

 2009年(平成21年)8月、大阪10区で社民党から出馬し当選し、2010年(平成22年)7月、社民党を離党し、2011年(平成23年)9月、民主党に入っている。

 昨年10月の総選挙で辻元氏は「維新はローカル、眼中にない」とおっしゃられた。この発言に日本維新の会は、それならばと頑張った結果、池下卓氏が圧勝する結果となった。

 辻元氏が今度はどんな発言をしてくれるのか楽しみである。しっかり対応したいと心待ちにしたい。

 ちなみに辻元氏は詐欺を認め、民主主義の手続きも放棄し、裁判もしなかった。

 私は国策捜査と位置づけ最高裁まで争ったが、棄却された。現在も再審を求めて闘っている。

 7月の選挙が楽しみである。


※ 別保〜尾幌間計画段階評価への早期着手に関する要望で、石垣根室市長、蝦名釧路市長、西村中標津町長と