10日、自民・公明の与党が税制改正大綱を決定したが、かつて自民党税制調査会と言うと今は亡き山中貞則先生が君臨し、別格官(べっかくかん)弊社(ぺいしゃ)的存在だった。

 今、メディアは自民党税調の弱体化を指摘している。見方は色々あると思うが、かつてのように山中先生が絶対的影響力を発揮する時代ではなく、また、税調イコール聖域でもない自由闊達(かったつ)な場になったという(あかし)ではないか。簡単に言うと当たり前の当然の姿になったと理解したい。

 雇用調整助成金を自身が代表を務める政治団体が受けていたことが判明し、石原伸晃内閣参与が辞任され、報道機関は岸田総理の任命責任を問題視している。

 どう考えても岸田総理は石原氏のこれまでの経験、見識を踏まえての任命であり、雇用調整助成金を受け取っていたかどうかは岸田総理は知る由もない。

 日本は、右だ左だ、善、悪と、竹を割ったように分けたがり、特にメディアの傾向である。石原氏が責任を取って辞めたことで十分ではないか。

冷静な議論、見識をお互い示して行きたいものである。

13時から自由民主党北海道支部連合会のセミナーに新党大地代表として招かれ、挨拶の機会を得る。

来年の参議院選挙が話題になったが、どうするかはこれからである。

 

※自民党道連セミナーで、新党大地代表として挨拶