立憲民主党枝野代表が、選挙結果の責任を取り辞任表明した。

自民党甘利幹事長が小選挙区で敗れ、開票日に潔く辞任したが、2日も間をおいての辞任は、立憲民主党の今の状況を表しているとつくづく思った次第だ。政治家の出処進退は、タイミングが大事である。

 27日、私が日本維新の会同士の応援で大阪10区に入った時、たまたま辻元候補に出くわした。

その時私は「ウソ、デタラメを言う辻元清美氏を絶対に許さない」と訴えた。

 平成14年3月11日、衆院予算委員会での証人喚問で辻元氏は「あなたは疑惑の総合デパート、総合商社ですよ」と私に言ってきた。

 私は「何を持ってそう言うのか」と反論したが、当時のメディアは辻元ジャンヌダルク、鈴木宗男悪代官という報道となった。

 そして「そんな悪い奴は捕まえてしまえ」という世の中の空気になり、国策捜査が進んで行ったものである。

 この遊説のシーンがYouTubeで流れているそうだが、私は魂を込めて事実関係を述べたものである。

 大阪10区の良識、良心が結果として私と同じ認識であったことを有難く受け止めたい。

 神聖なる国会の場で、事実でない誹謗中傷、言葉遊びは絶対許されないとこれからも闘って参りたい。

 7時発の便で女満別に飛び、11時から故郷足寄町での令和3年度足寄町功労者表彰式に出席する。

足寄町に行く途中、大誉地(およち)の実家の(あと)を見に行った。護岸(ごがん)工事が進んでおり、昔の面影はなくなっていた。

しかし18歳まで居たかけがえのない場所で、在りし日の想い出が脳裏をかすめ、感慨無量であった。故郷は有難きものとつくづく感謝したものである。

なんと近くに丹頂鶴が見えた。大誉地まで丹頂鶴が来てくれるのかとこれまた感動であった。

 今年功労者表彰された國見勲さんは、昭和58年私の最初の選挙から大変お世話になった方であり、他人事(ひとごと)でない思いで挨拶させて戴いた。

 「人生出会い」、かけがえのない人との巡り合わせ、ご縁、故郷足寄町は格別である。


※足寄町の実家跡で見た丹頂鶴