滋賀県大津市で、中学2年生がいじめで自殺してから今日で10年と朝から報道されている。いじめがエスカレートして死に至った。

 北海道旭川市でも今年2月、女子中学生が自殺している。

 私らが子供の頃もいじめられたり、いじめたり、何か遊び感覚で行っていたことを想い出す。

 それでもこれ以上やったらいけない。ここで止めておこうという自制心があった。今はとことん追い詰めてしまい、それが大きな不幸に繋がっている。

 学校、教育委員会、家庭、関係者が協力し合って情報を共有して行くことが必要ではないか。

 特にお互い親身(しんみ)になって向き合い、子供、生徒の感情、動向を把握しなければならない。

 いじめる側はこれ位のことと思っても、いじめられた人は想像以上の苦痛を感じていることをしっかり受け止めなくてはならない。

 3人の子の親として今になってこうしてやれば良かった、あの時もう少し子供の気持ちを考えてやればと、申し訳なく思うことがある。

 子供の笑顔は明日への希望である。「モノ豊かにして心貧しき日本」と言われないためにも、それぞれ身の廻りで出来ることをして行きたいものである。

 「一寸した優しさ、声掛け、言葉」で人は頑張れる。天国と地獄を経験した私の思いである。

 千歳から女満別に飛び、故郷陸別・足寄・上士幌・士幌・本別・池田・音更・鹿追・新得・清水・芽室町で各後援会会合を行い、北海道比例区には日本維新の会維新(いしん)とよくよく説明させて戴く。

 政治家鈴木宗男の原点の地を久し振りに廻り、39年前最初の選挙を想い出しながら感無量であった。

 心ある後援会、十勝の皆さんに心から感謝してやまない。