昨日、岸田内閣の副大臣26人が発表された。鈴木貴子代議士は外務副大臣を拝命した。

 2001年に省庁再編で副大臣制度が新設され、副大臣は天皇陛下の認証官となった。

鈴木貴子代議士は35歳である。

 認証官制度になって30代の副大臣は、平成16年9月27日の第2次小泉内閣での小此木八郎経済産業副大臣39歳、平成22年6月8日の菅直人内閣での三日月大造国土交通副大臣39歳、平成24年12月26日の第2次安倍内閣での小渕優子財務副大臣39歳の3人しかいない。

 ちなみに昭和30年に自由民主党が出来てから30代で大臣になった国会議員は、昭和32年7月10日の第1次岸信介内閣での田中角栄郵政大臣39歳、平成4年12月12日宮澤喜一内閣での船田元経済企画庁長官39歳、平成10年7月30日小渕恵三内閣での野田聖子郵政大臣37歳、平成20年9月24日麻生太郎内閣での小渕優子内閣府特命担当大臣34歳、平成23年6月27日菅直人内閣での細野豪志内閣府特命担当大臣39歳、令和元年9月11日安倍晋三内閣での小泉進次郎環境大臣38歳の6人しかいない。

 皆、それなりの政治家である。

 こうした歴史、流れを見る時、鈴木貴子代議士の35歳での認証官は極めて稀で有難いことで、しっかり職責を果たし、将来のステップにしてほしいと願ってやまない。

 ちなみに、40代での大臣もわずか69人である。その一人に鈴木宗男も入っている。

 さまざまな巡り合わせを想い出しながら、鈴木貴子外務副大臣の仕事ぶりをチェックして参りたい。頑張れ貴子!!