東京高等裁判所は昨日、難民不認定の処分を通知された翌日に強制送還されたスリランカ人が国に1000万円の賠償を求めた控訴審判決で、「憲法32条で保障する裁判を受ける権利を侵害した」と違憲判断を出した。
一審の東京地方裁判所では、スリランカ人の請求を棄却しているので、東京高裁は真逆の判決を出した事になる。
出入国在留管理庁は「判決内容を精査し対応したい」と述べているが、入管が行った事を違憲とした訳だから、今後の入管の出方をよくチェックしたい。
名古屋出入国在留管理局に収容されていたスリランカ人女性のウイシュマさんが、入管の非人道的対応で死んでしまった。殺されたと言ってもよい出来事である。入管は過去にも沢山の外国人に対する死亡、ケガを起こしている。今回の判決を機に、入管が大きく変わる事を期待したい。
富山県黒部市で、10時からの「富山県北方領土史料室開設一周年記念セレモニー及び記念事業」に招かれ、出席する。
黒部市と根室市は姉妹関係でもあり、私も昔から黒部市の皆さんとは永い付き合いがあるので、喜んで出席した。
北方領土解決にも黒部の皆さんは、市を挙げてご協力戴いており、心からの感謝と敬意を持って、挨拶させて戴いた。
久しぶりの黒部に人情を感じながらの一日であった。
※ 富山県北方領土史料室開設一周年記念セレモニー及び記念事業
※富山県黒部市、辻泰久市議(左)、大野久芳市長(右)と
※新田八朗富山県知事と