17日ムネオ日記で「場外の親切『金』に結実」というオリンピック男子110m障害ジャマイカのハンスル・パーチメント選手がバスを乗り間違え、準決勝に間に合わないという時、大会関係者スタッフの女性がパーチメント選手に1万円を渡しタクシーで国立競技場に向かわせ、無事間に合い決勝へと進み、見事金メダル獲得の新聞記事を紹介した。

19日東京のジャマイカ大使館は、この女性スタッフ、ストイコビッチ河島ティヤナさんに感謝を伝える行事を開き、オンラインでエドムンド・バートレット観光相は、ティヤナさんをジャマイカに正式に招待したとのことである。

 ティヤナさんは「自分にできることをしただけ。このようにしてもらって、胸がいっぱいです」と語っている。

 ティヤナさんの優しさ、思いやり、瞬時の判断は、日本、ジャマイカの大きな懸け橋となった。

 私はいつも「一寸した優しさ、思いやり、慈しみ、親切、愛情を忘れるな」と話させて戴くが、私自身ティヤナさんに教えられること大であった。

 気持ち、心の持ちよう、あり方一つで、歴史は作られることを教えられた思いである。

 私も含め多くの政治家が、ティヤナさんの今回の行いを肝に銘じて行きたいものである。